先日、勉強会に参加がてら、東京都墨田区両国にある「江島杉山神社」へ行き、お参りをしてきました。
この神社には弁財天と杉山和一という人物が祀られています。鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の方であれば、この名前に憶えがあるのではないでしょうか?そうです、管鍼術(管を使って鍼を刺す技術のこと)を考案した杉山和一です。この神社の存在を知ってから、私も鍼灸師として管鍼術を使っているからには、一度お参りに行きたいと思っていたのです。

神社の隣に新築された建物には資料室もあり、貴重な資料や文献などを見ることもできました。
杉山和一は幼くして失明し、鍼の道を志すも上達しませんでした。見込みがないから、と、師匠に破門されてしまったほどです。彼は失意の中でも情熱を失うことなく、信仰していた江ノ島弁財天の岩屋にこもって断食修行をしました。その満願の日に、管鍼術を考案する着想を得たとされています。そして再び鍼の修業をし、名人と呼ばれるほどにまでなりました。その後、世界初の視覚障害者のための学校(はり・きゅう・あん摩・指圧の学校)をつくったり、当時の将軍である綱吉の治療をしたりして、数々の功績を残しました。神社に祀られるまでになるなんて、すごいですよね。

境内にあった掲示板の張り紙も感慨深いものでした。
偶然かもしれませんが、鍼灸師である私が管鍼術の考案者である杉山和一が祀られた神社を訪れた際にふさわしい言葉でした。なぜだか、目に涙が浮かびました。

「少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず」

鍼灸に対しての情熱をあらためて思い出しました。大学時代が懐かしいです。

江島杉山神社へ行きました

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