患者さまの声

患者さまの声をご紹介します

子宮体ガン(抗ガン剤による食欲不振)

性別 女性
年代・職業 60代・会社員
お住まい 名古屋市名東区

抗ガン剤の副作用で食事が進まず、はき気がなくても食事がとれず、はりでの助けを借りて食事をとれるようにと思いました。以前よりはりの治療を希望しておりました。色々な先生におたずねして、やっとめぐりあえて、やっぱり治療していただいて大変楽になりました。大変うれしく思っております。あと数回の抗ガン剤にもたえる自信がつきました。

院長からのコメント

■主な症状とその経過■
食事がのどを通らない(食欲不振:胃の不快感)・抹消の血流不全による手足の痺れ感(による歩行困難)・全身の冷え感・めまい

■その他の症状■
眠りが悪い(睡眠障害:熟眠困難)

■治療内容と症状の変化■
初回治療直後に手足の血流の改善と腹部の筋緊張が和らぎを実感していただくことができ、「さっきより歩きやすい」と話しながらお帰りいただきました。二回目のご来院の際には「ずいぶん食べやすくなった」とお話されました。抗ガン剤治療がまだ残っているので、それに備え体力をつけるためにも治療を継続する必要性をお伝えしました。
抗ガン剤の副作用が原因と考えられる諸症状に対し、初回の治療直後に患者さま自身に改善を実感していただくことができました。患者さまが訴えた主な症状は「血流が悪くなって起こる症状」としての共通点があります(胃の血流が悪くなる→食欲不振。糖尿病と同じように抹消の血流が悪くなる→しびれる→歩きにくくなる。など)。鍼灸治療は刺鍼部及び全身の血流を改善させることで自己回復力を高めます。

■まとめ■
がん治療における抗ガン剤使用の賛否については、患者さま自身が広く深く考えるということが必要です。そこで出された答えには正解も不正解もありません。臨床に携わる鍼灸師としては(問われれば自分の考えをお伝えしますが)「患者さまの状況に応じてできることをする」という立場です。
今回の治療結果に関しては、患者さま自身の「よくしたい」というモチベーションの高さや鍼治療を恐怖なく受け入れてくださっていることが回復を助けていると感じます。
私は「鍼灸治療はガンを治せるとは言えません」。しかし、鍼灸治療は全身の血流を良くすることができます。それはつまり、免疫力の向上につながり、対症療法にとどまらず、ガンに対する身体の抵抗力を上げることにもなります。免疫機能を向上させることがガンとその薬の副作用で苦しんでいる患者さまの助けになるのであれば、「鍼灸治療はガン患者さまの助けになることができる」と言えます。

一覧に戻る

ページトップへ戻る