緑内障とは、網膜の異常で視野の欠損・狭窄が起こる進行性の病気です。症状は不可逆で、失われた視野の回復は困難とされます。糖尿病性網膜症を越え、日本の失明原因で一番多い疾患になりました。
発症には様々な原因が考えられていますが、まだはっきりしたことは分かっておらず、「眼圧を下降させることで症状の進行を抑制できる」ということだけは言えるようです。ですので、眼圧(眼の中の圧力)が高いことが危険因子とされ、眼圧を下げて症状を進行させないことが治療の基本となります。

なかやま鍼灸院イラスト11_緑内障

症状_緑内症
発症の危険因子としては、眼圧が高い・加齢・家族歴・近視・片頭痛・甲状腺機能亢進症などが挙げられ、40歳以上のおよそ20人に一人が罹患しているとされます。
緑内障の多くの場合には視野の欠損を自覚しにくい(自覚なしに反対の目で欠損を補ってしまう)ので、発見が遅れてしまうこともあり、注意が必要です。
視野の周辺が欠けたりかすんだりする・起床後数時間に視界が白くかすむ・突然の激しい眼痛などがあった場合は早期に眼科医に診断を受けるべきでしょう。

主な治療は症状の進行を止めるために眼圧を下げることを目的とします。病院での場合、点眼薬・内服薬・手術などが段階的に選択されます。
鍼灸治療では、自律神経を整えること(病院では交感神経遮断の薬が処方されます)や首・肩・顔の筋緊張を緩和させ眼精疲労を軽減させるなどを目的として治療をします。病院での治療と並行することで、効果もより高くなります。進行性の疾患であることや、薬にはどうしても副作用があることを考えると、鍼灸治療によってより少ない量の薬で(もしくは薬を使わないで)症状を安定させることができれば、長期に渡って視野の欠損・狭窄を防ぐことができると考えます。
「見える」という大切な機能を失わないための治療に、鍼灸を役立てていただきたいと思います。

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自律神経症状・過敏性腸症候群・突発性難聴などの治療も
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