「耳管開放症」「耳管狭窄症」両方とも、あまり聞きなれない疾患名かもしれません。耳鼻科の病院へ行っても薬が効かず、つらい症状に困ってしまっている方も多いようです。ご存じないかもしれませんが、鍼灸でも耳管開放症や耳管狭窄症の症状改善や再発予防の治療ができます。セルフケアの方法も書いてありますので、ぜひお読みください。

なかやま鍼灸院イラスト06_耳管開放症

主な症状

耳管開放症と耳管狭窄症の症状には共通する部分が多く、個人差もありますが、耳閉感(耳が詰まる感じ)・響き感(音が響いて聞こえる)・自分の声が大きく聞こえる(自声強調)・自分の呼吸音が聞こえる、めまい・難聴(聴力低下)・耳鳴り(ポコポコする、と表現されるケースが多い)などが多く訴えられる症状です。見ためには耳に問題があることが分からないので、「周りの人に理解されにくい」ことも、つらさを増してしまう理由の一つです。

耳管開放症・耳管狭窄症って何?

鼻咽腔(鼻の奥の空間)と中耳腔(鼓膜と内耳の間にある空間)をつないでいる管である「耳管(じかん))」は、嚥下(えんげ=飲み込む)運動を行うことで開かれ、それにより外界と中耳腔の圧(空気圧・気圧)を同じにするように調整をしています(嚥下運動時以外には耳管は閉じています)。例えば、新幹線でトンネルに入ったり山に登ったり飛行機に乗ったりすると周囲の気圧が上がり鼓膜が(外側から)圧迫され、耳が詰まる感じがします。この時、唾を飲み込むと耳管が開き、外界と中耳腔の圧の差がなくなることで、耳の詰まり感が解消されます。このような働きを持つ耳管が開いたたままの状態になってしまうことを耳管開放症と言い、閉じたままの状態になってしまうことを耳管狭窄症といいます。耳管開放症は横になる(寝転がる)と症状が軽減することが特徴です。

原因は?

耳管開放症・耳管狭窄症は、前述のように耳管の働きが悪くなってしまうことで起こってしまうのですが、なぜ耳管の働きが悪くなってしまうのか?の原因は明確には分かっていません。しかし、精神的ストレス・筋肉の緊張・疲労の蓄積(睡眠不足など)・血液循環が悪い(貧血状態や冷え症など)・急激な体重の減少・中耳炎・妊娠(時のホルモン状態の変化)などが発症要因とされており、耳管開放症は比較的女性に多いようです。

病院へ行くならば

最寄りにある近所の耳鼻科で問題ありません。症状の状態や各種検査によりその他の疾患が除外され、耳管開放症もしくは耳管狭窄症と診断されます。これは大きな病院に行っても同じです。手術的な治療法もありますが、第一選択にはなりません。薬の服用で症状を改善させることができることもありますが、残念ながら全員がそうだとは限りません。また、薬は予防的に服用することができないので、再発予防のためには薬以外の方法を考えなければなりません。

耳管開放症と耳管狭窄症のセルフケアの方法

耳管開放症や耳管狭窄症の患者さまのお話を聞いていると、「肩こりが悪化すると耳の状態も悪化する」との言葉を聞くことが多くあります。これはつまり、肩や首がこった状態になってしまうことで耳への血流が悪くなり、症状が悪化してしまっているのだと考えます。また、「疲れると悪くなる」と言われることも多くあります。これも、疲労が局所の血流を悪化させてしまっているのだと考えます。つまり耳管開放症と耳管狭窄症のセルフケアの方法としては、肉体的にも精神的にもリフレッシュ&リラックスして緊張を緩めることを心がけていただくと良いでしょう。具体的には、首や肩及び耳周りの血流を良くすることを目的とした首周りと肩のストレッチ、ウォーキングなどの有酸素運動やストレス解消を兼ねた半身浴などが挙げられます。

なかやま鍼灸院なら

なかやま鍼灸院では、耳管開放症・耳管狭窄症ともに(、他の臓器の働きが悪くなってしまう際には局所の血流が悪くなってしまっている状態なので、これと同様に)耳への血流が悪くなってしまうこと(によって栄養状態が悪くなってしまうこと)が耳管機能悪化の原因と考え、耳への血流の改善を状耳管開放症・耳管狭窄症の治療において重要視しています。
鍼灸治療は、局所的・全身的に血液循環を改善させることができます。筋肉の緊張を緩めることは疲労回復や精神的ストレスの解消につながります。耳管開放症や耳管狭窄症の発症誘引とされる精神的ストレス・筋肉の緊張・疲労の蓄積・血液循環が悪いなどの状態に対して、それらを改善させることのできる効果があります。耳管開放症や耳管狭窄症は比較的マイナーな疾患で、確かな治療方法もなく、お困りの方も少なからずいらっしゃると思われます。そのような方々に対し、当院では積極的に鍼灸治療でもって、症状を軽減させるお手伝いをさせていただきたいと思っています。

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