耳鳴り・耳閉感・響き感などが出て一晩たっても消えない時には、できるだけ早く耳鼻科へ行きましょう。そして、一日でも早く鍼灸治療も受け始めてください。耳の症状に対しては早いタイミングでの治療開始がより効果的だからです。
耳鳴り・耳閉感・響き感などの症状があると、生活の質を大きく下げてしまいます。改善の余地がある限り諦めることなく治療して、少しでも毎日の生活が楽になるようにしたいですね。セルフケアの方法も書いてありますので、ぜひ最後までお読みください。

なかやま鍼灸院イラスト07_耳鳴り耳閉感響き感

急に、耳鳴り・耳閉感・響き感・聴力低下を発症した場合、「突発性難聴」と診断されることがあります。突発性難聴(と聴力低下)に関しては別のページで解説しています。こちらも合わせてお読みください。
突発性難聴(聴力低下:低音障害型感音難聴・内リンパ水腫など)

耳鳴りとは?

耳鳴りは、「実際には聞こえないはずの音が聞こえているように感じてしまう症状」です。耳鳴りとして聞こえてしまう音は、高い音(ピー)・低い音(ザー)・流水音(シャー)・セミの鳴き声(ジー)などと表現されます。聞こえる音が大きければ会話の妨げになってしまいますし、強いストレスを感じて不眠症やうつ症状の原因になってしまうこともあるので、軽く考えてはいけません。もし耳鳴りが脈拍と同調している感じがあれば(血管の病気が原因のこともあるので)早急に病院で検査を受けましょう。

耳閉感とは?

耳閉感(鼓膜の圧迫感・閉塞感)は、空気圧で鼓膜が圧迫されたような「耳が詰まる感じと表現される症状」です。「音がこもって聞こえる感じ」を同時に訴える方も多いです。水の中にいる感じ、とも表現されます。新幹線に乗ってトンネルに入った時には、一時的になる方も多いでしょう(この場合は、あくびをすれば、気圧が調整されて治ります)。慢性的な耳閉感は鼓膜の炎症や中耳炎などが原因でも起きてしまいます。急性低音障害型感音難聴(別名、ストレス難聴)でも多く併発します。

響き感とは?

響き感は、感音性難聴に伴う聴覚過敏症のことで、補充現象(リクルートメント現象)とも呼ばれます。「(一定の音量を越えた)特定の音が響いて苦痛に感じてしまう症状」です。子供の叫び声や高音の機械音、電車やスピーカー、人ごみの喧騒などが苦痛に感じてしまうケースが多いです。耳鳴り・耳閉感・響き感・めまい・聴力低下は、全て耳の症状ですがある程度それぞれ別個の症状であり、発症も改善も基本的にはそれぞれ別々になります。

病院での治療は?

これらの症状の治療を目的に病院へ行くのならば耳鼻咽喉科になります。大きな病院へ行く必要はなく、まずは近所の耳鼻科で問題ないでしょう。しかし、各種検査をしても「異常なし」と言われることが多いようです。それでも突発性難聴・感音性難聴・内リンパ水腫・メニエール病などの診断名が付けられますが、これらの疾患に対しての治療方針(処方される薬の内容)には大差がありません。主に、ビタミンB12・血流改善薬・利尿剤・炎症を抑えるステロイドなどが処方されます。(入院しなければ仕事量を減らして身体を休めることができないという人以外は)入院する必要はなく、通いで病院へ通院しながら鍼灸治療を受けるほうが改善の可能性は高くなります。
耳鳴り・耳閉感・響き感に関してはあくまで自覚的なものであり、聴力のように客観的に検査で異常を確認できないことから、安定剤が処方されることがありますが、副作用と中毒性を考えると、耳の症状で安定剤を服用することはお勧めしません。

自分でできる改善方法

「耳の周りの血流を改善させること」が大切です。首・肩のストレッチ・耳周囲の筋肉のマッサージや指圧・軽い全身運動(有酸素運動)・身体(特に首周り)を温める、などが挙げられます。人によっては、精神的なストレスを減らす・気分転換をするなどが効果的だったりします。もちろん、症状が悪化してしまう状況(例えば、疲労の蓄積・精神的ストレス・騒音環境など)はできるだけ避けるべきです。音の響き感が苦痛であれば耳栓をするのも良いでしょう。

なかやま鍼灸院での治療について

鍼灸療法は「人間の持つ回復力を向上させる治療」ですので、器質的な問題が科学的に解明されていない、機能的な問題の症状に対しても効果を発揮することができます。耳鳴り・耳閉感・響き感を治療する場合、まずは耳周り・首・肩の筋肉の血流をよくすることが大切です。特に耳の周りの筋肉の緊張を緩めて血液循環をよくし、それにより内耳の栄養状態を良くします。患者さん自身に疲労やストレスで症状が悪化してしまう実感があれば、身体の疲れを取ることも重要となります。背中・腰・足など、疲労を感じてしまっている部分の筋肉を柔らかくすることで血流および栄養状態を良くして回復を促します。また自律神経の働きを整えることで、睡眠の質を向上させ、精神的なストレスの解消も助けます。
時により日によりで症状の強弱に変化があるならば、まず症状の軽い状態を維持することが大切です。症状の軽い状態を維持することで身体へかかる負担や精神的なストレスを軽減させ、更なる改善を目指します。症状が固定されてしまっているのならば、体調を整えることで、まずは少しでも耳鳴りや耳閉感や響き感が軽減する時間があるようにします。

耳鳴り・耳閉感・響き感でつらい思いをされている方へ

耳鳴り・耳閉感・響き感・聴力低下(難聴)などの聞くことに関連する症状は、生活の質に大きく関わってくる大きな問題です。年齢を重ねることによってある程度の不備が出てしまうことは仕方ないにしても、その中で生活に困ることがないように、少しでも改善させるためや今の状態からの悪化を防ぐためにも、受けることのできる治療をちゃんと受けるべきだと思います。
なかやま鍼灸院では、耳鳴り・耳閉感・響き感・聴力低下に対する治療を積極的に行っています。聞こえに関係する諸症状の治療を始めるのは、発症してから早いに越したことはありません。再発をくり返してしまっている方は次も同じように治るとは限らないので、生活習慣を改善したり再発予防の治療を受けるべきでしょう。
鍼灸治療によって改善するかもしれない耳鳴りや耳閉感や響き感をそのままにしてしまうのはあまりにも残念です。なかやま鍼灸院の治療で、一人でも多くの患者さまの聞こえに関連するつらさを軽減できることを願っています。

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