過敏性腸症候群の症状:便秘・下痢・おなら(ガス型)・腹痛・お腹の張りなどでお困りの方にまずお伝えしたいことは、「薬や漢方薬を使うことなく、それらは改善させることができる」ということです。鍼灸治療で自律神経と腸の働きをよくすることで、辛い症状をなくすことができます。まずは3回治療を受けて、変化を実感してください。特に、来院される患者さんの多いガス型に関してお伝えしたいことは、最後に書いてあります。

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主な症状・特徴

過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome:敏感な腸症状たち)とは、腸(大腸・小腸)に器質的異常がないにも関わらず、下痢・便秘・腹痛・腹部の張り(ガスがたまる)・腹が鳴る・おならが出る・おならが漏れる、などの便通に関する異常が起こる症状の総称です。(もしも、夜間の下痢・鮮血便・黒色便などが続く時には、安心のためにも、器質的な異常がないかを確認するために病院で検査することをおすすめいたします。)。同じ症状の診断名を過敏性大腸炎とされることもありますが、ここでは過敏性腸症候群と呼ばせていただきます。
症状の程度に差こそあれ、患者数は約1200万人とも言われており、決して珍しい疾患ではありません。主な分類としては、下痢と便秘が数日おきに交互に現れる不安定型、軽い不安やストレスで下痢になってしまう慢性下痢型、腹痛と粘液便が出る分泌型、おならが漏れる(のではないか気になってしまう)ガス型に分けられます。経験的にこのうちではガス型の治療が最も長い治療期間を要します。なぜならば、より心理的な面からのケアが必要になってくるからです。

過敏性腸症候群の主な原因

器質的な腸の異常が原因なのではなく、腸の機能的な問題が原因になるので、病院で検査をしても特に異常は見つかりません。自律神経の働きの不安定(交感神経優位の状態が続く)・精神的ストレス・疲労の蓄積・生活習慣の乱れ・体の冷え・食事内容による刺激などによって、腸の働きが悪くなってしまうことが原因とされます。症状が強いと生活に悪影響を与えることになり、それがストレスになってしまって更に症状が悪化してしまうという悪循環に陥りかねないので、注意が必要です。

病院での治療

病院での治療としては、消化器科で薬物療法、精神科や心療内科で心理療法などが行われています。対症療法的に便秘や下痢を防ぐことや自律神経を鎮静させることが目的とされ、同時に生活習慣に対する指導もされています。(精神安定剤や抗不安薬の服用で症状が一時的に軽減することから考えても、過敏性腸症候群と精神的ストレスの度合い及び自律神経の関連が深いことが分かります。しかし、安定剤や抗不安薬は飲み続けることは身体に良くない薬なので、あくまで一時しのぎとして使うほうがよいと思われます)。

なかやま鍼灸院での治療

鍼灸治療は自律神経の働きを整えることができるので、過敏性腸症候群に対してとても有効です(もちろん、過敏性腸症候群ではない下痢・便秘に対しても有効です)。心身をリラックスさせる自律神経へのアプローチと同時に、腹部の血流を改善させる腸へのアプローチもします。(外側から温めることや温かい物を飲食することでお腹を温めることも大切ですが、それだけではなく、腸の血流をよくすることで、温まるようにします)。自律神経と、腸自体の働きを良くすることで、過敏性腸症候群による諸症状を軽減・改善させます。
生活習慣や食事内容などをあらためて見直し、現状の問題点を把握しながら、心理面からの悪化を防止できるようにもしていきます。ある程度の期間は治療を継続させる必要がありますが、徐々に気になる症状の程度・頻度を軽減させることができます。症状が軽減するにしたがって、治療間隔を空けていきます。薬なしで済んでいる状態からの治療開始であれば、症状が気にならない状態までの回復も比較的早くなります。

過敏性腸症候群(IBS)でお困りの方へ

過敏性腸症候群(IBS)は命にかかわる症状ではありませんが、生活の質(QOL)には大きくかかわってくる症状です。慢性的な便秘でマグネシウムや下剤を長期間に渡って使用していると、なかなか薬をやめられなくなってしまいますし、慢性的な下痢やおならが漏れる症状は、学校生活や仕事に多大な精神的なストレスを与えることになってしまいます。まずは食事や生活習慣などを、自分でできることから少しずつ変えていきましょう。(一般的に良いとされる食事でも、人によって効果がなかったり逆に悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。深呼吸をしてリラックスする・全身の筋肉を緩めるストレッチをする・お腹を温めるなどは、基本的に誰にでも有効です)。食事や生活習慣を変えても症状が消えない時は、安易に薬に頼るのではなく、早めに鍼灸治療を受けてください。
また、進学・就職・結婚などの環境の変化や強いストレスなどがきっかけで、一度は治った過敏性腸症候群が再発してしまうこともあります。症状改善のプロセスを自覚せずに治してしまった人は、再びの症状に、とまどってしまうことも多いようです。自分の身体と、自分の置かれている環境を見直し、自分の力で症状を軽減させることができれば、再発を予防することもできるようになるでしょう。

なかやま鍼灸院では、自律神経失調症・不眠症・うつ病など、自律神経の働きが大きくかかわってくる症状の治療を積極的に行っています。過敏性腸症候群(IBS)の場合は短期間の治療で症状が全て消えることはあまり多くはありませんが、少しずつ体が健康に近づいていくことを実感していただきながら、セルフケアにて生活に問題がない程度に管理ができることを目指します。過敏性腸症候群(IBS)の治療を希望されて当院へ来院される方(特に10代~20代の女性)は年々増え続けています。辛い症状に悩んでいる人・困っている人はあなただけではありません。お気軽に、なかやま鍼灸院にご相談ください。

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過敏性腸症候群ガス型の症状、おならが漏れてしまっているのではないかと不安になってしまう方へ

過敏性腸症候群のガス型には、「おならが漏れてしまうのではないかと不安になってしまう症状」があります。この症状については「不安になってしまうこと」自体も症状であり、例えば、実際には腸の機能的にも問題がなくなっていても、気持ちの問題が原因で不安感が強くなってしまうことが多くあります。
実際の症状として、下痢や便秘になる・おならの回数が多い・お腹が鳴ってしまうのであれば客観的に確認しやすいので、腸の機能を良くすることでそれらの症状が改善していることを実感しやすいのですが、「おならが漏れていること」を客観的に確かめることは(恥ずかしいから自分以外の人に確認を頼めないので)なかなか難しく、それが自分の(治っていることを確信できない)不安感を強くしてしまうことで、「おならが漏れてないか不安になる」症状がなかなか治らない原因にもなってしまうのです。

この「不安になってしまう」症状自体については、自分で気持ちに整理をつけて克服することが大切です。気持ちの上で不安になってしまっていては、どんなに腸の状態が良くなっても「不安になってしまう」症状はなかなか消せないからです。
自分でおならが漏れたことが分からなくても、ほとんどの状況では、おならが漏れてしまったら他人に気づかれるより前に自分が一番先に(ニオイを感じて)気づくことができると思われます。なぜならば、おならをした自分の一番近くにいるのは自分だからです。それであれば当然考えられることは、「自分が気づいていない場合の多くは、実際には、おならは漏れていない」ということです。いろいろな状況があるので絶対とは言えませんが、このように自分でも思っていただき、必要以上に「おならが漏れていないか不安にならないように」しましょう。不安感を減らして精神的ストレスを減らすこと自体が、腸の機能を整えること及び症状改善の一歩になるのです。

鍼灸治療で、腸の機能を改善させること・自律神経の働きを良くすること・身体の緊張を和らげて無意識での不安感を減らすことができます。しかし過敏性腸症候群の「おならが漏れてしまうのではないか不安になってしまう症状」に関しては、鍼灸治療だけでなく、心理面からのケアも必要になると考えています。何も難しく考えることはありません。ただ、鍼灸治療による体調や症状の改善を素直に受け止め、その事実を自信にして、過度の気持ちの緊張を和らげることが大切なのです。
なかやま鍼灸院は、患者さんに寄り添い、支え、症状の改善によって生活がより良いものになるように、日々の治療をさせていただいています。

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