精神安定剤(抗不安薬)・抗うつ薬・睡眠薬(睡眠導入剤)・ホルモン薬(ステロイドなど)は一般的に処方されている薬の中では脳や臓器への影響が強い薬です。いわゆる副作用(副反応)や依存性(中毒性)があり、他の症状の原因になってしまうこともあります。初めから使わないもしくはできるだけ早期に断薬するべきですが、だからこそ、自分勝手な判断によってではなく医師または薬剤師の指導の下で適切に薬の量を減らすべきです。当然ながら同時に、なぜ薬を使わざるを得ない状態になってしまったのかを考え、その原因となる気持ちや生活習慣を変えることも必要です。「自分の考え方を見直すこと」が、「根本的な解決を目指すということ」につながります。鍼灸治療は自然治癒力(自己回復力)を高め自律神経の働きを整えることで、断薬のお手伝いをすることができます。

 

 

・薬の怖さ:そもそも薬は毒であり急性期症状以外には使うべきではない

・漢方薬も「薬」です

・医原病:薬の服用などの医療的処置などが原因と考えられる病気

・社会毒:現代社会の生んだ毒

・当院にできること:自律神経を整える、免疫力を整える、健康に関しての知識を伝える

・最後に:全てはあなた次第

 

 

・薬の怖さ:そもそも薬は毒であり急性期症状以外には使うべきではない

 

薬(体外から摂取する化学物質)は、望む(作用)と望まざる(副作用)にかかわらず、心身に影響を与えます。影響がないと自覚するのであれば、それはその時の自分にとってその薬の効果が弱いからです。薬剤が代謝されきらない場合は体内に蓄積され徐々に影響が出ることもあります。現代医学の強みは外傷や感染症など急性期症状への対応です。それ以外の慢性的な症状に対しては薬では根本的な解決にならず、一時的なその場しのぎにしかなりません。薬でその場をしのいでいる間に、自然治癒力(自己回復力)が自分自身を治してくれているのです。

ご来院される方は決まって「本当は薬は飲みたくないんだけれど…」と言いながら服薬をやめられていない。それは薬への精神的な依存の一歩かもしれません。もしくは、仕方ないから、と、なんだかんだ言い訳をして自分をごまかしながら、安易な方向へ逃避しているのかもしれません。薬を飲んで簡単に楽になるのと、努力や苦労をして楽になることのどちらを選ぶかの違いです。

 

 

・漢方薬も「薬」です

 

漢方薬は西洋薬に比べれば副作用は少ないと現代人は思っていますが、漢方薬の本来の使用基準に照らし合わせると、それは正しくありません(。生薬と化学的に合成された有効成分に果たして同じ効果があるかを考えると、現代の(生薬でない)漢方薬はその効果が弱くなっており同時に副作用も弱くなっているのであれば、漢方薬は副作用が少ないとの言葉は間違ってはいないですね)。そもそも漢方薬は中国で生まれました。当時の中国の考え方では、日常的には食事で健康を保ち(食養生)、不調があれば鍼や灸で治療し、それで追いつかない急性期の症状に対して漢方薬が処方されていました。もともと漢方薬は短期間的に飲むものとして成り立ち、長期間にわたり服用して体質を改善させることを目的とした薬ではないのです。

また、本来の漢方薬の処方には(舌診や脈診などに基づく)東洋医学的診断である「証立て」が必要であり、例えば、同じ症状であっても体質などによって処方される漢方薬が違うことがあります。証立てが間違っていれば当然その漢方薬に効果はありません。つまり、同じ症状だからといって同じ漢方薬を服用しても全員が同じ効果を得られるわけではないのです。同じ個人の同じ症状でも、その時の体調などにより本当に効く漢方薬は変わります。効果のある西洋医学的な薬がないから、だとか、自律神経が原因だから(西洋医学的にはよく分からないから)、などの理由で、医師や薬剤師から診療毎の証立てもされずに毎回同じ漢方薬を処方されていませんか?百歩譲ってそんな漢方薬の処方でも症状がしっかり消えているのであればいいでしょう。症状が改善されたらできるだけ早期に薬の服用をやめたいですね。

 

 

・医原病:薬の服用などの医療的処置などが原因と考えられる病気

 

「医原病」という概念をご存じでしょうか?医療(薬や検査などの医療的措置)が原因と考えられる病気のことです。例えば、痛み止めの薬が原因で起こる胃炎。精神安定剤が原因で起こる不安感などもこれに当たります。これらを誰もが当たり前に知っていますが、多くの人は問題だと思っていません。仕方ないことだ、と思っているのです。

果たして本当に仕方ないことなのでしょうか?その薬は本当に必要なものなのでしょうか?薬以外にその症状を改善させる方法はないのでしょうか?その検査は本当に必要なものなのでしょうか?あまりにも検査や薬に頼りすぎていませんか?必要以上に健康が礼賛され、健康でいなければならないと思わせられているから不必要な医療的措置を受けてしまい、それが原因で更なる病を抱えてしまう。それで誰が喜び幸せになるかと言えば、お金の動いた先にいる人たちだけです。

 

 

・社会毒:現代社会の生んだ毒

 

TokyoDDCにて断薬を目的とした患者を数多く治療している内海聡医師は著書で「社会毒とは薬から始まりワクチンや精神薬などもそうですし、フッ素、甘いもの(砂糖や人工甘味料)、添加物、遺伝子組み換え食品、農薬、牛乳、汚い油(トランス脂肪酸や酸化した油)、プラスチック毒や環境ホルモン、放射性物質などを総称してさします。もちろんこれ以外にもありますが、文明に応じて普及させられた毒物と考えればよいでしょう。」と言っています。つまり社会毒とは、(昔は存在しなかった)現代社会が生んだ毒の総称の概念です。これら社会毒は驚くほど数多く驚くほど巧妙に現代日本の日常に溶け込んでおり、そのすべてを身体に入れないようにするのはほとんど不可能です。

現在と未来において健康的な問題がなければ社会毒を気にする必要はありません。しかし、現在において心身に何かしら問題があるのであれば(または未来においてそれを予防したいと思うのであれば)その原因が社会毒にある可能性を、現代社会に生きる我々は考える必要があるのです。例えば、肥満・アレルギー・うつ病などの精神疾患、これらの患者数は近年明らかに増加傾向です。社会毒は、その原因にもなっているのです。

 

 

・当院にできること:自律神経を整える、免疫力を整える、健康に関しての知識を伝える

 

鍼灸治療は体外から体内へ余計なものを入れません。自己買う服力を高める自然な治療方法だと言えます。自律神経の働きを整えることで、心身が回復へと向かいます。薬をやめるためには、薬を使っている現在の考え方を変える必要があります。話をする中で、結果として悪い状態の今のあなたを否定することになります。今のあなたがあることの責任の全ては、あなたにあるからです。悪い状態のあなたの全てを肯定してしまえば、その悪い状態をも肯定することになるからです。厳しいことも伝えます。依存から脱却するには、自分の生活環境を自分自身の行動で変えるしかないのです。

よく「病院で~と言われたのだけれど…」と患者さまは私に尋ねます。それは現状把握の参考の一つとして私も知りたい情報の一つですが、病院で言われたことが必ず正しいとは限らない、という視点から始めなければなりません。少なくとも、病院や医者とは違う視点があるということを理解することができないのであれば、病院だけで治療を受けるべきです。何かのついでのように鍼灸を受けようとする人は当院には向きません。私の真剣さとの間に気持ちの温度差ができてしまうからです。よく「何回で治りますか?」ともきかれます。精神安定剤(抗不安薬)・抗うつ薬・睡眠薬(睡眠導入剤)・ステロイドなどを服用している方は精神的に不安傾向になっている場合が多いです。気持ちは理解できますが、最終的に治るか治らないかはその人次第です。私は、原因を考え、症状の改善のステップを提示し、生活習慣の改善方法を伝え、患者さまと一緒に進むだけなのです。

 

 

・最後に:全てはあなた次第

 

長文になってしまいましたが、あなたが本気で薬に関連して自分の健康を考える人ならばゆっくり時間をかけてでも、努力を惜しまず全文を最後まで読み理解しようとするでしょう。自分を変えるためには自分の頭に入りにくいことを学ぶことこそ大切なのに、自分で理解しにくいところを読み飛ばして自分の望む結果だけを得ようとする人は、それが根本的な解決にはならない原因の一つだと知ってください。他ならぬ自分の健康は他人任せにせず、自分で考えるべきなのです。

全ての薬は極力服用するべきではなく、自分勝手な判断によってではなく医師または薬剤師の指導の下で適切に量を減らすべきです。鍼灸治療は薬の服用をやめるためのお手伝いができます。本気で減薬・断薬したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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