名古屋市千種区本山駅 鍼灸治療専門 なかやま鍼灸院 うつ症状(鬱病)症例紹介一覧(1/1)

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症例紹介

うつ症状(自律神経症状諸々)、断薬希望

  • うつ症状(鬱病)
  • 60代
  • 女性
  • E・S

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状(自律神経症状諸々)、断薬希望

うつ症状(自律神経症状諸々)、断薬希望以外の症状

特に、睡眠不足や胃の不快感など

来院されるまでの経過

食べ過ぎで胃を悪くしたことをきっかけに、精神安定剤を1年ほど複数服用している(頓服的に服用量は自分で調整している)。プライベートでのストレスが重なったこともあり、不調が続いている。漢方薬も服用している。

治療内容と症状の変化

3回目の予約を、家族の方が電話でキャンセルされ終了。

まとめ

うつ症状(自律神経症状諸々)、断薬希望に対する治療です。
うつ症状の人はそろって口では「薬をやめたい」と言いますが、「でも」とか「だって」とか「仕方ないから」と言って、もしくはリバウンドの可能性を盾にして、減薬したい・断薬したいという気持ちを行動に移せる人は多くはいません。当院では、断薬を希望される患者さんに対しての治療もしていますが、当院の考え方に納得してくれる人だけ来てくれればよいと考えています。うつ症状の人の多くは、共感や優しい言葉をほしがりますが、それで治るのであれば苦労はないのです。当院では、ダメなものはダメだと伝え、治すにはどうすればよいか(患者さん自身がどう変わらなければならないか)をしっかりお伝えしています。当院のやり方に合う人や合わない人がいるので、くり返しますが、当院の考え方に納得してくれる人だけ来てくれればよいと考えています。簡単に行ってしまえば、自分の考え方を変えることができない人のうつ症状は、私には治すことができないのです。逆に言えば、当院以外でなら、そういう人のうつ症状が治ることもあると考えます。この患者さんも、共感や優しさを与えてくれつつ、断薬にまで導いてくれる治療院に出会えるといいですね。

ちなみに、多くの、うつ症状の治療を希望される患者さんをみてくると、それぞれの心の傾向が分かってきます。自分で自分に病名を張り付けて安心していたり、自分で自分のことを決めつけたり、自分は努力しているから精神安定剤を飲んでいることは悪くないと心のどこかで思っている方が多いのですが(それらが間違いで、だから治らないですが)、この方も口で治りたいと言っているだけで本当の意味での治すための努力はできないだろうなと初回から分かりました。その場合、厳しくて治る可能性の高い道(自分の心の問題を見つめ直すことで根本的な解決を目指す道)もしくは優しくて治る可能性の低い道(表面的に癒されることで間違った自尊心を高めその場しのぎを続けること)かどちらか好きな方を選んでもらうのですが、だいたいの場合は、無理して厳しい道を選んで、無理しているから治療が続かずに終わるのです。私に言わせれば、断薬に対しての覚悟が足りないだけです。そういう方が最後の予約のキャンセルの電話を家族に任せて自分でしてこないのは、何かしら後ろめたい気持ちがあるからなのでしょうね。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ病(不眠症:入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)

  • うつ症状(鬱病)
  • 60代
  • 女性
  • K・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ病(不眠症:入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)

うつ病(不眠症:入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)以外の症状

腰痛など

来院されるまでの経過

33年前にうつ病と診断されてして入院した。以来、精神安定剤を服用しながら、緩解再発をくり返している。一昨年、家族に不幸があり悪化。薬を飲んでいても治らないと悟り、来院。

治療内容と症状の変化

週2回。2回目時に身体的な疲労の軽減を自覚でっきた。3回目時には「よく眠れた」との感想あり。睡眠状態の改善を維持しながら、運動習慣や食事に気をつけるなどを始めることができた(今まではやる気が出なかった)。約3ヵ月後から、医師と相談して減薬開始。日々のストレスが原因となり、良かったり悪かったりしながらも概ね日常生活には問題ない範囲で過ごす。精神安定剤や睡眠薬の量を、当院で治療開始時には毎日4種5錠だったのが1年後には1種1.5錠にまで減薬することができた。しかし、家族が入院することになり来院する時間が取れないとのことで治療中止。治療回数97回、治療期間約1年2ヵ月。

まとめ

うつ病(不眠症:入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)の治療です。精神安定剤や睡眠薬は、飲めば楽になります。効果が出なければ種類を強くし量を増やせば、効果は出ます。減薬・断薬は、楽なことではありません。だからこそ、精神安定剤の減薬・断薬には勇気が要ります。服用量が多かったり服用期間が長かったりすれば、断薬を達成するまでの期間も長くなります。そして、断薬したからといって終わりではなく、薬のない状態で問題なく毎日を送っていけるように生活習慣を整えておかなければなりません。薬を減らすという明確な意思を持って進まなければ、薬の服用なく健康的な毎日に戻ることはできません。いつのまにか飲まなくなっていた、などということはないのです。精神安定剤をやめたい方は、鍼灸治療を試してみるのも一つの方法です。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)、休職中、精神安定薬服用

  • うつ症状(鬱病)
  • 50代
  • 男性
  • M・Y

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)

うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

6年前に上司との不仲が原因でうつと診断された。以降、精神安定薬を服用しており、現在は3回目の休職中。

治療内容と症状の変化

週1回(住所が遠方のため)。4回目の治療時(治療開始約1ヵ月)には下痢の症状が消失した。仕事に復帰して忙しくなってもお腹や睡眠の状態をだいたい保つことができたので治療間隔を2週間に1回にした(ここまで治療回数48回、治療期間約1年。薬を減らす気持ちはないとのことなので現状維持を目的とした治療を継続した)。以降も、うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)に関して、困らない状態を維持することができた。本人希望にて66回で終了。治療期間約1年9ヵ月。

まとめ

うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)の治療です。治療開始時は3回目の休職中とのことで、復職後の状態の安定を目的として治療をしました。復職後も、来院期間中は再び休職することなく仕事に行けていました。精神安定薬の服用に関しては、本人に減薬および断薬の意思がないことを確認したので、積極的な減薬の話はしていません(自分勝手に減らすことなく医師に相談するよう伝えました。実際、治療期間中に減薬したとは聞いていません)。私個人の考えとしては、精神安定薬は減薬および断薬するべきですが、治療院の仕事としての「患者さんのニーズにこたえる」が優先されます。明確に、薬を減らす気持ちがないと伝えていただければ、私は与えられた条件下でのベストを目指すだけです。また何かあればお気軽にご相談ください。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状(気力減退、精神安定薬を服用中)

  • うつ症状(鬱病)
  • 20代
  • 男性
  • Y・W

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状(気力減退、精神安定薬を服用中)

うつ症状(気力減退、精神安定薬を服用中)以外の症状

首肩こり、不眠傾向

来院されるまでの経過

約1年前、精神的ストレスが強い時期があり、気力が減退(やる気が出ない状態)したことがあった。しばらく落ち着いていたが、半年前から就職活動が始まり再び気力減退を発症した。「休日に外出する気力がない」。1ヵ月前、頭痛と吐き気も起きたため心療内科へ行き、うつ病と診断され抗うつ薬(レクサプロ)を服用中。

治療内容と症状の変化

週2回、後半は週1回。4回目時点で、休日に外出できるようになった(気力が回復してきた)。睡眠の質も向上しており、鍼治療の効果を実感しているとのこと。6回目時点で、医師に相談の上レクサプロの服用をやめているがリバウンドなどの問題はないとのこと。7回目では「だるくてやる気が出ないことが減っている」とのこと。11回目では「よく眠れている」。以後、治療間隔を週に1回に空けて継続。就職が決まった後も忙しい毎日が続いていたが、良い状態を保つことができていた。就職に際し引っ越すので終了となった。治療回数46回、治療期間約9ヵ月3週間。

まとめ

うつ症状(気力減退、精神安定薬を服用中)の治療です。もともと症状が強くなかったこと(それでも日常生活への悪影響は大きくあった)や精神安定薬(抗うつ薬)の服用期間が1ヵ月間ほどで短かったことも幸いでした。睡眠の状態が改善され気力が回復してくる中で比較的早期に断薬に成功することができました。その後も当院に通院している期間中は、気力減退の再発も精神安定薬を再び飲んでしまうこともなく過ごせました。鍼治療で身体の緊張を緩めることは、睡眠の質が向上による気力の回復につながります。性格として気力減退になりやすいと自覚があれば、予防策やなってしまった時の対応策も準備できます。毎日を健康的に過ごされていることを願います。

「うつ」は病気ではなく症状だと私は考えています。誰でも起こりうる症状です。あなたも人生に一度くらい「死にたい」と思ったことはありませんか?それを疾患にして病気として診断名を付けて精神安定薬など頭(脳)に作用する薬を飲んでしまうから始末が悪くなるのです。「うつ」になってしまった原因を考え、自分の中でそれを納得して理解し、解決すること(そのために動き始めること)が本当の意味での「うつ」からの回復になるのですが、多くの人はなかなかそれができませんしそれができる環境でもありません。まずは自分に責任があるのだと自覚したほうがよいでしょう。自分に責任のあることが原因だからこそ、自分の責任で変えることができるのですから。すべてが自己責任ですべてが自分が選択して来た道なのです。他人や環境や世の中のせいにしているうちは、上辺の解決にはなっても根本的な解決にはなりません。陰極まれば陽となる、が如く、沈み切ってしまえば後は上がるだけなのです。過去に縛られることなく未来に希望を持てば、うつ症状を克服することができるでしょう。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状(頭のもやもや感、精神安定薬を服用中)

  • うつ症状(鬱病)
  • 10代
  • 男性
  • R・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状(頭のもやもや感、精神安定薬を服用中)

うつ症状(頭のもやもや感、精神安定薬を服用中)以外の症状

気力減退(やる気が出ない)・イライラする、など

来院されるまでの経過

2年前からの症状。本人的には大学受験へのストレスが原因とのこと。半年前から精神安定薬を服用している。現在はエビリファイ3mg。下痢が多い。不眠感はない。

治療内容と症状の変化

週2回→2週間に1回。4回の治療で状態の改善を実感していただけた。6回目時点で薬をゼロにした。状態に波はあるが、以降も徐々に頭のもやもや感を軽減させることができた。12回目時には、無事に模擬試験を受けることができ、受験に備えることができるようになっていった。センター試験受験や大学合格による進路決定などを無事に乗り越えることができた。県外で一人暮らしをすることになり、終了。治療期間約半年、34回。

まとめ

うつ症状への治療です。「うつ」の西洋医学的な定義はありますが曖昧で、人間の心はそんなに簡単にカテゴライズできるものではありません。したがって、「うつ症状」といっても症状やその程度は人それぞれです。今回の主訴は頭のもやもや感や、やる気が出ないことでした。それをなくすためには精神安定薬の服用をやめることが絶対条件なのですが、治療開始早期にやめることができ再び服用することがなかったことは本当に良かったと思います。受験期の今後の人生を左右する大切な期間に、症状からの悪影響を少しでも減らすことができたのであれば、意味のある治療ができたのではないかと思います。大学生活と一人暮らしを楽しむ中で自分自身を見つめ直し、精神的な問題を解決して考え方や心の持ちようを整えることができれば再発予防になります。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状、不眠症(中途覚醒2~3回)

  • うつ症状(鬱病)
  • 30代
  • 男性
  • K・S

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状、不眠症(中途覚醒2~3回)

うつ症状、不眠症(中途覚醒2~3回)以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

年単位で更新の仕事をしている。昨年、ハードな仕事、パワハラ上司、自身の結婚などがあり、徐々に仕事上でのミスが増える。半年ほど前から不眠症(中途覚醒2~3回)。不安・無気力・抑うつ全て改善傾向ではある。

治療内容と症状の変化

週2回。4回目時点で眠りの質が良くなったと自覚。治療後にはリラックス感あり。8回目時点で、6時間連続で睡眠をとることができるようになった(不眠症:中途覚醒の改善)。治療開始約1ヵ月9回にて、本人希望にて終了。

まとめ

うつ症状と不眠症の治療です。両者には大きな関連があり、併発している方も多くいらっしゃいます。心の問題はあくまで患者さま自身の考え方の問題なので、私が直接アプローチすることはできません。患者さま自身が自分自身の心を見つめ直して解決する以外にないのです。しかし身体の問題であれば鍼治療で解決できることがたくさんあります。睡眠不足でイライラして疲労しているときに心の問題の解決に動くのは至難です。鍼治療で不眠症を軽減させることで心に余裕ができ、冷静な判断ができるようになります。半年ほど続いた不眠症でしたが、数回の治療で軽減と改善を実感していただくことができました。本来ならばここから、良い状態を維持しながら更なる改善を目指すのですが、ご本人の希望にて終了となりました。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状、不眠症(中途覚醒後眠れない)

  • うつ症状(鬱病)
  • 20代
  • 女性
  • S・M

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状、不眠症(中途覚醒後眠れない)

うつ症状、不眠症(中途覚醒後眠れない)以外の症状

首・肩こりが強い

来院されるまでの経過

もともと外交的なタイプとのこと。4月の新学期から専門学校へ通えなくなった(2年生)。本人にも明確な原因の心当たりはないとのこと。うつ病と診断され精神安定薬を服用するも改善がないどころか状態は悪化しており、3週間前から不眠症(中途覚醒後眠れない)を発症したため、当院に来院した。

治療内容と症状の変化

初回治療後から徐々に睡眠の状態は改善傾向。首が柔らかくなり(物理的に)上を向きやすくなった、起きてもまた眠れるなど、4回目時点では6割ほど軽減しているとのこと。しかし、20歳を過ぎた子の治療に毎回母親が同席することから、子離れができていないことを指摘したところ気分を悪くされたのか、通院が終わった。治療回数8回治療期間約3週間。

まとめ

うつ症状、不眠症(中途覚醒後眠れない)の治療です。うつ病や不眠症(睡眠環境が整っている場合)の原因には必ず心の問題があります。今回のように、うつ症状を発症してしまった原因に本人的に明確な心当たりがない場合は、特にそうです。鍼治療はあくまで身体の治療なので、今回のような状況では不眠症を改善させることで精神的なリラックスをさせ、心の問題を解決しやすい精神状態にしていきます。しかし心の問題の解決は本人にしかできず、他人に責任転嫁して自分の心の問題から目を逸らしているうちは本質的に解決されることはありません。まずは最低限、精神安定薬を無事にやめることができていればよいのですが…。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状(不安感・パニック症状)

  • うつ症状(鬱病)
  • 50代
  • 女性
  • C・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状(不安感・パニック症状)

うつ症状(不安感・パニック症状)以外の症状

不眠症

来院されるまでの経過

約10年前から精神安定剤と睡眠薬を服用している。一度断薬に失敗している。入眠困難に加え眠っても4時間で目が覚める。

治療内容と症状の変化

週2回(治療開始約10ヵ月後76回目から本人希望にて週1回)。2回目時には不眠症状が軽減し、その後2週間安定して睡眠をとることができた。治療開始約2週間後の5回目時から、医師との相談の上で徐々に薬を減らしていった。約1年間、徐々に薬の量を減らしつつも問題のない状態を保つことができていたが、断薬には至らないうちに、コロナが不安だということで本人希望にて終了とした。

まとめ

不安感やパニック症状や不眠症があり、それらを改善しつつ断薬を目的とした治療です。うつ症状の人は、周りへの感謝が足らず自分で努力せず私のアドバイスに対して聞く耳を持たない方が多いです。根本の原因から改善するために本当の意味で変えるべきはそういう自分の心なのですが、聞く耳を持たないのです。なので、当院の仕事の責任としてはまず表面上の不眠などの症状を改善させなければならず、根本の原因に対して当面は軽く触れるだけにし、改善を求めて根本の問題に切り込むのは断薬が済んでからにしています。例えば、血を流して痛い時にはまずそれを止めることが先決であり、出血が止まってから根本的問題の解決と再発予防に取り組んでも遅くはないと考えているからです。逆に言えば、環境が整っており、周囲の人への感謝の心を持ち自分勝手に考えず私のアドバイスを真摯に受け止めて自分自身で努力ができる方ならば、断薬と並行して根本的な心の問題も解決させることができるし、うつ症状も比較的早期に改善することになります。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状・不眠症(早朝覚醒)

  • うつ症状(鬱病)
  • 30代
  • 男性
  • T・S

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状・不眠症(早朝覚醒)

うつ症状・不眠症(早朝覚醒)以外の症状

自律神経症状

来院されるまでの経過

7年前パニック障害を発症。4年前にうつ病を発症。それぞれ薬で改善。1年半前うつ病を再発し休職。今回は薬で改善なく、当院に来院した。不眠症(早朝覚醒)・集中力がない(これは服用している薬:精神安定剤の作用だと伝えた)・口が乾くなどがある。

治療内容と症状の変化

週2回。3回目時点で早朝覚醒は消失した。それは4回目時点でも継続していた。5回目の予約をキャンセルし、以後来院なし。約2週間4回にて終了。

まとめ

不眠症の改善としては順調だったと考えます。より良い睡眠を得ることが、うつ症状の改善に対して一番大切だと考えています。逆に言えば、(当然ですが)薬の服用なしで、毎日ぐっすり心地よい睡眠をとれていれば、うつ状態は長期間は継続しません。

私は「うつ症状は精神安定剤では治らない」と考えています。うつ症状があるからと言って精神安定剤を服用するということは、嫌なことを忘れるためにお酒を飲むここと何ら変わらない行為だと考えています(お酒や精神安定剤にも依存性・中毒性があります)。症状には必ず原因があります。うつ症状になってしまった原因が、環境や生活習慣や自分の心の中に必ずあるのです。それを変えることができなければ、根本的な改善などあるはずがありません。精神安定剤でうつ症状が治ったと思っているのは、薬で頭がぼやけている間に時間の経過や心の成長が原因を小さくしてくれたからにほかなりません。ですので、うつを発症した根本的な原因が解決されない限り、再発の可能性があるのです。うつ症状の治療には基本的に長い期間が必要になります。一番大切なのは、患者さま自身が治りたいという気持ちを強く持ちそれを継続させることです。今回のように治療の結果が出ていてもゴールまでたどりつかなかったケースは、私は、患者さまの治したいという気持ちが足りなかったとしか思いません。当院に来る来ないにかかわらず、健康的な毎日を過ごされていることを願います。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

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