過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)
- お通じ・お腹
- 20代
- 女性
- M・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)
過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)以外の症状
慢性甲状腺炎(橋本病)
来院されるまでの経過
学生時代からガスもれあり。一時は治まっている時期もあったが、おならがもれている気がする。お腹に不快感あり。精神的ストレスにて症状が悪化する。
治療内容と症状の変化
本人から「金銭的に月に1・2回の治療を希望」とのこと。初回から約1ヵ月後3回目の施術時には、ガスもれが数日軽減し、程度も軽くなっているとのこと。本人希望で終了。
まとめ
週に1回以下の治療でも効果は出ていた。比較的遠方から通われていたことと金銭的な問題が原因で、本来お願いしている治療間隔で来院することができなかったことが悔やまれる。しっかり治療することができていたら、しっかり改善させることができていたと予想される。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過敏性腸症候群(腹が鳴る)
- お通じ・お腹
- 20代
- 女性
- A・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過敏性腸症候群(腹が鳴る)
過敏性腸症候群(腹が鳴る)以外の症状
生理痛(ピル服用中)・不眠傾向(明確な夢をみる)
来院されるまでの経過
学生時代から過敏性腸症候群(腹が鳴る)の症状はあった。社会人となった現在では症状は悪化している。事務職で座位が長く、気になってしまう(忙しく動いている職場ではあまり気にならなかった)。自宅でも気になる。便秘(排便があると腹鳴りも軽減する)・残便感あり。生理痛が強くピルを服用している。
治療内容と症状の変化
週2回、状態が安定してからは週1回、最終的には2週間に1回。4回目時に、休日は腹鳴りが気にならなくなった。5回目時には(周りに人が少なかったこともあり)仕事の時にも気にならなかった。治療開始約1ヵ月後の9回目時点で、来院当初が10だとすると5くらいに症状が軽減した。開始約2ヵ月後16回目時には(医師と相談の上)ピルの服用をやめた。その後、波がありながらも徐々に症状を軽減・安定させることができた。最終的には、ストレスや疲労がある中での仕事中にもお腹が鳴ることが気にならなくなり、生理痛はあるが鎮痛剤なしで許容範囲内、夢をみることなく眠れるようになった。約1年2ヵ月、54回にて終了。
まとめ
10年来の過敏性腸症候群ガス型のお腹が鳴る(お腹にガスがたまってしまう)症状であったが、本人の改善への意識が高く定期的に来院していただけたので、無事に症状を気にならない程度にまで軽減・改善させることができた。上記のように、一時的にであれば早期に症状をゼロにすることができたが、次はその状態を維持することが問題となる。日常生活の中には、精神的なストレスや肉体的な疲労、油断してしまっての不摂生などが多々あるからだ。この患者さまも治療期間内に海外旅行や転職活動などのイベントがあった。それらを踏まえても、自分自身のケアで問題のない範囲にすることができるようになったということが、本来の意味での治療だと考えている。
もちろん、生理周期を整え生理痛を軽減させるための低用量ピルの服用には血栓ができてしまうという副作用の可能性があるので、ピルの服用をやめても問題なく過ごせるようになったこともQOL(生活の質)向上になり、全体としての健康として大きな意味のあることだと考える。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過敏性腸症候群ガス型(おならが漏れる)
- お通じ・お腹
- 10代
- 男性
- T・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過敏性腸症候群ガス型(おならが漏れる)
過敏性腸症候群ガス型(おならが漏れる)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
中学2年時にガスもれ(おならが我慢できずに漏れてしまう・自覚なくおならが出てしまう)を友人に指摘された。家族に確認したところ、実際にガスが漏れていた。それ以来、それが気になってしまう。心療内科に行き精神安定剤を処方されるも効果を実感できなかった。特に電車内や後ろに人がいる状況(教室など)で症状が強くなる。当院への初回来院時は高校2年生。
治療内容と症状の変化
遠方からの来院であったが、頑張って週2回来ていただいた。状態の改善に応じて最終的には週1回。治療開始して1週間後2回目時にはガス漏れの程度・頻度ともに軽減を実感できた。治療開始約4ヵ月後には、来院当初と比べて症状の程度としては半分程度を保てるようになった。その後も、生活習慣や食事内容を整えながら、症状の波がありながら徐々に軽減させることができた。「症状があると自覚しても気にならない状態」を経て最終的には、試験会場でテストを受ける際に気にならず問題なく臨めた(症状ゼロの継続には至らなかった)。約1年3ヵ月、88回にて本人希望にて終了とした。
まとめ
過敏性腸症候群ガス型の患者にはやはり女性が多いのですが、性別に関係なく発症する症状なので、当然ながら男性の患者さまもご来院されます。中でも学生が多く、これは教室で授業を受けるシチュエーションがこの症状の悪化要因となることが考えられます。患者が学生の場合のさま目標は、まず授業に問題なく出席できるようになること。そしてテストや試験に問題なく臨めることです。センター試験に向けて、本人的にも納得できる状態で治療を終わることができたので良かったです。再発を予防しながら、今後の人生を充実させていただきたいと思います。
後日談として、志望大学に無事に合格することができたということを知らせてくれました。私も嬉しかったです。ご報告いただきありがとうございました。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過敏性腸症候群下痢型(緊張が原因となる便意・下痢)
- お通じ・お腹
- 20代
- 男性
- M・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過敏性腸症候群下痢型(緊張が原因となる便意・下痢)
過敏性腸症候群下痢型以外の症状
緊張するとあくびが出る・入眠困難
来院されるまでの経過
小児のころから緊張すると腹が下っていた。「トイレに行けない状況」に緊張してしまい、便意がくる。怒られている時などで、あくびが我慢できない。毎日市販の下痢止めを飲んでいる。寝つきが悪い。イライラしやすい。
治療内容と症状の変化
4回目時には緊張しにくくなっていると実感あり。6回目時には薬の服用なしで問題のない日があった。また、寝つきも良くなっているとのこと。当院での治療開始から約1ヵ月後、8回目の予約時に来院せず、終了。
まとめ
緊張感が原因となってしまう諸症状(過敏性腸症候群下痢型・不眠・イライラ・あくび)。経過の長さや症状の多さから鑑みても、少なくとも私から見ると症状軽減のペースは悪くなかったが、改善しきる前に患者さまが来院されなくなった。諸症状に困らない生活をしてくれていると良いのだが。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
潰瘍性大腸炎(腹痛・下痢・血便)
- お通じ・お腹
- 20代
- 男性
- K・U
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
潰瘍性大腸炎(腹痛・下痢・血便)
潰瘍性大腸炎(腹痛・下痢・血便)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
3年前に潰瘍性大腸炎を発症。へその周囲が痛くなる腹痛。漢方薬によって安定していたが悪化、ステロイド使用開始。ステロイドの効果が徐々に効果が弱くなっており、ここ4ヵ月状態が良くない。腹痛・排便回数1日6回(夜間に2回排便に起きてしまう)・血便→貧血→めまい。
治療内容と症状の変化
週2回で治療を開始した。約2週間後5回目の治療時には腹痛の軽減と排便回数の減少と便の状態の改善(下痢状態の軽減)を実感できた。同時に、ステロイドは頓服的な使用にとどめ、リアルダーを定期的に服用。その約1ヵ月後には病院での検査にて炎症の数値も下がり、ステロイドの服用はゼロにしてリアルダーも1日1回のみに減薬。以後、ほぼ、腹痛はゼロで症状的には頻便のみ。週に1回の施術を継続。2ヵ月後、リアルダーをやめたことで一時的に頻便が悪化するも腹痛までにはならず、徐々にそれも回復した時点で治療は終了とした。その後は疲労の蓄積にて頻便が再発するもそのたびに来院、1回もしくは2回の治療にて回復。1年以上その状態を維持している。
まとめ
潰瘍性大腸炎による腹痛、頻便、下痢、下血。発症後年単位で経過しステロイドも服用していたが、薬なしで問題のない日常生活を維持できるまでに回復した。現在当院に来る間隔は4ヵ月空くこともある。労力少なく問題のない日々を保つことができていれば嬉しく思う。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過敏性腸症候群ガス型(ガスがたまる・お腹が鳴る)
- お通じ・お腹
- 30代
- 女性
- Y・U
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過敏性腸症候群ガス型(ガスがたまる・お腹が鳴る)
過敏性腸症候群ガス型以外の症状
頻尿
来院されるまでの経過
4年前発症。原因不明。徐々に悪化傾向。午後になるとガスがたまる。静かな場所は苦手。
治療内容と症状の変化
5回目時には、ガスがたまるのが1日中気にならない日があるように症状が軽減した。治療開始約2ヵ月後の8回目時には、本人的に「あと少し良くしたい」とまで改善した。しかしながら、本人希望にて終了。
まとめ
治療開始時は週に2回ペースでしたが、後半は2週間に1回でした。率直に言わせていただければ、「この施術間隔でここまで改善しているのであれば、施術間隔を短くしてもう少しの回数治療を継続できたなら、もっとしっかり症状を改善させることができたと思います」。
当院へ通院するのにも費用と時間と労力がかかります。それらを何とかするのも症状改善のための努力だと私は思っています。誤解を恐れないでいえば、過敏性腸症候群ガス型は自分で治せる症状です。ただし、通院する以上の努力が必要です。もし「私は努力しているのに治らない」というのであれば、それは努力が足りないか努力の方向が間違っているのです。なかやま鍼灸院は結果から考えます。結果には必ず原因(理由)があり、望んだ結果が出ないことにも必ず原因(理由)があるのです。それらに気づくことができれば、症状の自己管理が効率的にできるようになるのです。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過敏性腸症候群下痢型(もともとは便秘傾向)
- お通じ・お腹
- 20代
- 女性
- S・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過敏性腸症候群下痢型
その他の過敏性腸症候群下痢型以外の症状
首肩こり、眠りが浅い
来院されるまでの経過
もともと腹が弱く、便秘傾向だった。3ヵ月前胃の辺りに痛みを感じ病院で検査するも異常なし。2週間前から胃の辺りの痛みは消えたが毎日下痢をするようになった。水様便、腹が張る、排便回数増加。整腸剤と漢方薬を服用しているができれば使いたくない。雨天時に頭痛あり。
治療内容と症状の変化
初回時に筋肉の緩みを実感でき、リラックスできたとのこと。約1週間後、3回目の治療時には下痢はなくなった。雨天でも頭痛が出なかった。それから4日後、下痢はなく排便の回数も落ち着き、排便後に残便感が少しあるのみ。本人希望にて終了とした。
まとめ
過敏性腸症候群下痢型。女性で下痢型は比較的少ないので、一時的なものだったと考えられる。実際、期間回数ともに短く少なく症状の改善に至った。本来は良い状態を定着させるための治療をしばらくは続けるのだが、費用的な問題もあり、目的の症状が当面落ち着いたとのことで終了となった。症状の再発なく過ごしてくれていることを願っている。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)
- お通じ・お腹
- 20代
- 男性
- R・A
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)
過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)以外の症状
精神的に不安定
来院されるまでの経過
高校時に発症。これが原因で高校を中退した。狭い空間や車内にガスもれが特に気になる。その他、精神疾患があり、精神安定剤を服用中。
治療内容と症状の変化
週2回、後半は週1回。初回治療後、症状のことを話せる相手がいなかったのでスッキリした、「数日間症状が全く気にならなかった」ので驚いた、とのこと。以後、精神安定剤の減薬や仕事でのストレスなどで一時的な悪化はあるものの、徐々にガスもれ症状は改善・軽減傾向。治療開始から約4ヵ月、20回目時には、1週間症状が出なかった。その後、緩解増悪もありながら、約半年間、30回で本人希望にて終了。
まとめ
高校を辞めるほどにまで困っていた過敏性腸症候群ガス型のガスもれ症状だったが、半年間の鍼治療にて改善・軽減させることができた。精神安定剤の完全な断薬ができなかったことが問題としては残ってしまった。お腹の症状が軽減したことで精神的にも安定し、日々の生活を問題なく過ごしてくれていることを願っている。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
適応症状一覧
- アトピー性皮膚炎の鍼灸治療
- アルコール性肝疾患の鍼灸治療
- うつ症状(鬱病)の鍼灸治療
- 円形脱毛症の鍼灸治療
- 潰瘍性大腸炎(UC)の鍼灸治療
- 過活動膀胱(間質性膀胱炎)の
鍼灸治療 - 顎関節症・はぎしりの鍼灸治療
- 肩関節周囲炎
(四十肩・五十肩)の鍼灸治療 - 肩こり・首こりの鍼灸治療
- 過敏性腸症候群(IBS)
:便秘・下痢・ガス型の鍼灸治療 - 花粉症の鍼灸治療
- 眼精疲労(目の疲れ、ドライアイ)
の鍼灸治療 - 顔面けいれんの鍼灸治療
- ぎっくり腰(急性腰痛)・
ぎっくり背中・ぎっくり首(寝違い)の鍼灸治療 - 逆流性食道炎(胃食道逆流症)の
鍼灸治療 - 外科手術後の炎症
(特に腫脹:腫れ)の鍼灸治療 - 下痢(軟便)の鍼灸治療
- 減量・ダイエット指導の鍼灸治療
- 更年期障害の鍼灸治療
- 股関節痛(変形性股関節症など)の
鍼灸治療 - ゴルフを楽しむための
鍼灸治療の鍼灸治療 - 逆子(骨盤位)の鍼灸治療
- 坐骨神経痛の鍼灸治療
- 耳管開放症・耳管狭窄症の
鍼灸治療 - 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の
鍼灸治療 - 自律神経の不調
(自律神経失調症)の鍼灸治療 - 心身症の鍼灸治療
- シンスプリントの鍼灸治療
- 陣痛促進・安産の鍼灸治療
- 睡眠時無呼吸症候群(閉塞性)の
鍼灸治療 - 頭痛の鍼灸治療
- スポーツ障害の鍼灸治療
- 生理痛の鍼灸治療
- 足底筋膜炎
(足の裏、踵の痛み)の鍼灸治療 - 帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛の
鍼灸治療 - 男性不妊の鍼灸治療
- 痔(ぢ)の鍼灸治療
- 椎間板ヘルニア(頚椎・腰椎)の
鍼灸治療 - 糖尿病の鍼灸治療
- 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・
耳閉感・めまい、など)の鍼灸治療 - 寝たきり・歩行困難・
訪問施術の鍼灸治療 - 肉離れの鍼灸治療
- 冷え性の鍼灸治療
- 膝痛(変形性膝関節症など)の
鍼灸治療 - 美容鍼灸(美顔鍼)の鍼灸治療
- 疲労回復・ストレス解消・
健康増進の鍼灸治療 - 不育症・流産の鍼灸治療
- 不妊症(不妊治療)の鍼灸治療
- 不妊治療を受けられる方への
鍼灸治療 - 不眠症(睡眠障害)の鍼灸治療
- ベル麻痺(顔面神経麻痺)の
鍼灸治療 - 便秘(慢性便秘)の鍼灸治療
- 勃起不全(ED)の鍼灸治療
- 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の鍼灸治療
- むくみ(浮腫み)の鍼灸治療
- むちうち(交通事故治療)の
鍼灸治療 - メニエール病の鍼灸治療
- めまい・ふらつきの鍼灸治療
- 免疫力を高める治療の鍼灸治療
- 夜尿症(子供のおねしょ)の
鍼灸治療 - 夜泣き・疳虫(かんむし)の
鍼灸治療 - 腰痛症の鍼灸治療
- (腰部)脊柱管狭窄症の鍼灸治療
- ランナーのための鍼灸治療
- 緑内障の鍼灸治療