名古屋市千種区本山駅 鍼灸治療専門 なかやま鍼灸院 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)症例紹介一覧(1/4)

名古屋市千種区本山駅 鍼灸治療専門 なかやま鍼灸院カレンダー

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症例紹介

突発性難聴(聴力低下・耳閉感・耳鳴り・聴覚過敏:音の響き感、ステロイド服用するも効果なし)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 女性
  • Y・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(聴力低下・耳閉感・耳鳴り・音の響き感)

突発性難聴(聴力低下・耳閉感・耳鳴り・音の響き感)以外の症状

貧血傾向

来院されるまでの経過

3日前、耳鳴りを発症した。昨日、耳鳴りが悪化したことに加えて、耳閉感(鼓膜の圧迫感)と聴力低下と音の響き感も発症した。耳鼻科に行き突発性難聴と診断されステロイドを服用したが改善なく困り、来院した。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。初回の治療で耳閉感が軽減した。朝が楽になったとのこと。4回目時点で症状が改善傾向であると自覚あり。聴力は90db→70dbに回復している。8回目時点で検査的にも自覚的にも聴力は回復してほぼ問題なし。14回目では全体的に「よい」との感想。15回目で来院当初にはなかった「耳介の違和感」を訴えるも治療する度に徐々に軽減した。19回目時点で耳の症状は全て消失した。ここまで治療期間約1ヵ月2週間。その後は治療間隔を空けながら数回治療し、症状の再発などがなかったことから、終了とした。

まとめ

突発性難聴(聴力低下・耳閉感・耳鳴り・音の響き感)の治療です。

耳鼻科で処方されたステロイドは効果がありませんでしたが、最終的には完治させることができました。突発性難聴を発症してから鍼灸治療開始までの期間が短かったことも、著効を示した理由の一つだと考えます。特に、聴力低下・耳鳴り・音の響き感など聴覚の問題に関しては、発症早期の治療が望まれます。加えて、患者さま自身が生活環境を変える努力をしたことや、間隔を詰めて治療にきていただいたことが早期の完治につながりました。治療の終わりも、症状がゼロになってからそれを保ちながら徐々に治療間隔を空けていくことができ、私としても安心できました。耳の症状は再発しやすいので、今後も気をつけていただきたいです。また何かあればお気軽にご相談ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴、3ヵ月前発症・3週間前悪化

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 女性
  • A・U

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴、3ヵ月前発症・3週間前悪化

突発性難聴、3ヵ月前発症・3週間前悪化以外の症状

不眠傾向(中途覚醒後、再び眠れない)

来院されるまでの経過

3ヵ月前、聴覚過敏・耳閉感・聴力低下を発症した。多忙・緊張・睡眠不足が原因と自覚あり。自然に治ると思い3週間放置の後、治らず。耳鼻科へ行き、突発性難聴と診断されステロイドを服用。加えて2回の鼓膜へのステロイド直接注射や5回の高圧酸素療法を受け、症状のつらさは半減(10→5)した。その後、MRI検査を受けるとメニエール病と診断され、とても心配になる。3週間前に、半減した症状が悪化して発症当初の状態にまで戻る。中途覚醒後、再び眠れないことが増えた。この際に耳鳴りも発症した。その後は変化なし。人混みや雨の日など、特に聴覚過敏がつらい。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。3回目に耳鳴りの改善を実感できた。5回目時点で、耳鳴りの気にならないタイミングもあったことに加え中途覚醒なく一晩眠ることができたとのこと。6回目の予約をキャンセルされ終了。治療期間5日。

まとめ

突発性難聴、3ヵ月前発症・3週間前悪化に対する治療です。

施術間隔を短くして治療できたこともあり、順調に(発症してからの期間が短い)耳鳴りから改善させることができました。しかし「他の治療院に行くことにした」との理由の電話で予約をキャンセルされ終了になりました。どの治療院へ行くかは患者さんの自由ですが、他の治療院へ行くという理由で当院の予約を予約当日にキャンセルされれば、そこには患者と治療者の間の信頼関係は存在しません。どうぞ、当院とは関係のないところで良くなってください。このような不義理な行動をとられることは残念ながら時々ありますが、メンタルが弱いと自覚している患者さんに比較的多いです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

左右聴力低下(低音・中等度)・左右耳鳴り・右耳閉感

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 女性
  • S・S

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

左右聴力低下(低音・中等度)・左右耳鳴り・右耳閉感

左右聴力低下(低音・中等度)・左右耳鳴り・右耳閉感以外の症状

首肩こり・睡眠時間が短い(毎日6時間以下)

来院されるまでの経過

今まで耳症状で困ったことはなかった。1ヵ月1週間前、起床時に聴力低下と耳鳴りを発症した(その2~3日前から耳の違和感が気にはなっていた)。耳鼻科に行きステロイドの処方を受け服用したことで症状は消失した。が、2週間前、同じ症状を再発した。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。3回目時点で片方の耳鳴りが軽減したことで、気になる側が変わった。聴力低下は気にならなくなっている。6回目時点では右耳閉感を発症した。左右の耳鳴りは夜にだけ気になる程度。8回目時点では、耳鼻科へ行き時間狭窄症と診断され、処置を受けたことで耳閉感は消失したが左右の耳鳴りが気になる。その後、耳鳴りがつらくなったり耳閉感が再発したり消失しながら、「耳鳴り少し・耳閉感ゼロ」のこれくらいならいいかな状態になったので治療間隔を週に1回に空けた。その後も治療を継続し、耳鳴りゼロのタイミングも出てきた。少し良い・少し悪いの波がある中で、34回目の予約を取らずに終了。治療期間約5ヵ月1週間。

まとめ

左右聴力低下(低音・中等度)・左右耳鳴り・右耳閉感に対する治療です。

耳鳴りと耳閉感をくり返していました。正確には、治しきることができなかったといえます。職場での多忙と精神的ストレス、プライベートの困りごと、なかなか「症状発症に至ってしまった環境」を根本的に変えることは難しいのが現実です。それでも私は、今の生活と健康を天秤にかけて健康が大切なのであれば、その環境を変えなければならないとお伝えしています。環境を変えることができなくても、その中で私は最善を尽くすとことをお約束しています。

すべては自分次第。どう受け取るのかも自分次第です。現状を前向きに受け止めてストレスにせず、結果がどうであろうとそれは自分の選択として選んだ道なのだと受け止める。その覚悟が大切だと思っています。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

耳鳴り(頭鳴り)、7ヵ月前発症

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 50代
  • 男性
  • T・K

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

耳鳴り(頭鳴り)、7ヵ月前発症

耳鳴り(頭鳴り)、7ヵ月前発症以外の症状

過去にうつ症状・降圧剤服用中・糖尿傾向

来院されるまでの経過

7ヵ月前に耳鳴りを発症した。当時は精神的ストレスが強かった。発症当初は時々だったが徐々に頻度が増し、今は常にジーと鳴っている。精神的ストレスがあると悪化する。睡眠時間3時間。本人は「頭鳴り」と表現しており、当然、左右は不明。

治療内容と症状の変化

本人希望にて週1回。初回の治療にて、3日間であるが症状は8割軽減した(が次の来院時にはもとに戻っていた)。その後も治療を継続し、5回目時点で症状の軽減8割が1週間継続したとのことで、本人希望にて終了。治療期間約1ヵ月。

まとめ

耳鳴り(頭鳴り)、7ヵ月前発症に対する治療です。

当院では、音を感知するのは聴覚であり耳の器官であると考えるので頭が鳴るということはないと考え、基本的に「頭鳴り」という表現は使いません。頭が鳴ると考えないのは、そこからどうやってその症状を治すのかを考え始める必要があるからでもあります。しかしながら、当院の考え方は患者さんの表現を否定するものでもないので、最後までこの患者さんは頭鳴りと表現していました。それはそれで構いません。当院の役割として重要なのは、患者さんに満足してもらうことであり、そのために治療や生活指導にて症状を改善させることだと思っています。

発症してから時期が経過している機能性の耳症状であること、降圧剤を服用していること、治療間隔が空いてしまっていること、睡眠時間が短いこと、など、症状改善においてはマイナスになる条件が多かったですが、数回の治療で患者さんが満足できる程度にまで改善させることができました。鍼治療の効果が高かったのは患者さんの体質もあると思われますが、このような可能性もあると改めて実感することができました。また何かあれば、できれば早めにご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

左右耳閉感、同時発症

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 70代
  • 男性
  • Y・U

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

左右耳閉感

左右耳閉感以外の症状

不眠傾向・逆流性食道炎・首肩こり

来院されるまでの経過

10年前にも同じ症状あり。当時は薬の服用で消失した。今回は4日前の起床時に発症した(発症時は張力低下もあったが現在は消失)。家族の不幸があり、ストレスがあり多忙で睡眠不足だった。発症してから、なおさら眠れなくなっている。耳鼻科の薬の服用で、耳閉感は少し軽減している。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。初回の治療で耳閉感はおよそ半減した(10→5)。5回目時には来院当初と比べて7割減(→3)。加えて、よく眠れるようになっている。ここまで治療期間10日。8回目時点では、良いときは症状ゼロ(→0)。以降も治療を継続し、16回目時点で、片側は0.5、もう片側は0。耳閉感はほぼ消失した。17回目の予約を取らずに終了した。治療期間約1ヵ月1週間。

まとめ

左右耳閉感に対する治療です。

耳鼻科で処方された薬で完治しなかった左右両側の耳閉感を、順調に改善させることができました。数こそ多くはないですが、この方のように左右同時に耳症状を発症してしまうこともなくはありません。発症初期から来院していただき、施術間隔を空けずに(この方の場合は症状がほぼゼロになるまではほぼ毎日)来院していただけたことが、早い段階で耳閉感を改善・消失させることができた一番の理由だと考えます。耳症状は再発することが多いので、そこは生活習慣を整えることでぜひ予防してください。それでも、その他の症状など、また何かあればお気軽にご来院ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(耳閉感・聴力低下・めまい・聴覚過敏)・メニエール病、再発

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 50代
  • 女性
  • C・M

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(耳閉感・聴力低下・めまい・聴覚過敏)・メニエール病

突発性難聴(耳閉感・聴力低下・めまい・聴覚過敏)・メニエール病以外の症状

緑内障

来院されるまでの経過

5年前、今回とは逆側の聴力低下を発症したが数日で自然回復した。1週間前、耳閉感を発症した。耳鼻科にて突発性難聴と診断されステロイドを服用するも、4日前からめまい(ふらつき)感を発症した。再び耳鼻科へ行ったら、メニエール病と診断された。症状に波がありながらも今日に至る。

治療内容と症状の変化

なるべく治療間隔を短くして治療。初回の治療で話を聞いて、心が軽くなったとのこと。3回目の治療時点で、耳閉感が気にならない瞬間があった、風呂場の換気扇の音が気にならなかった、との改善あり。5回目時点で、総合的なつらさの程度は来院当初に比べ7割減(10→3)。耳閉感があるのは午前中のみになり、雨天時の悪化は消失した。ここまで治療期間5日。8回目時点では残り2割にさらに改善した(10→2)。その後、仕事の負担での悪化やそこからの回復などがありながら、最終回時には、時々のめまいと小さな耳鳴りが残っていた。治療回数19回。治療期間約3週間。

その7ヵ月後、(初回来院時には既に)緑内障で視野欠損が少しあり、加えて最近、飛蚊症になったことで、それらの進行を予防するための治療を希望して来院。その際の話では、耳の症状は完全に消失して保てているとのこと。週1回→2週間に1回で治療。22回目時点(8ヵ月後)で耳鳴りを発症したので、その治療をメインにする。35回目時点で耳鳴りゼロ。39回目で本人希望にて終了。治療期間中、目の状態の維持は常にできていた。

まとめ

突発性難聴(耳閉感・聴力低下・めまい・聴覚過敏)・メニエール病に対する治療です。

くり返している耳の症状の改善と、目の状態の維持を目的とした治療です。突発性難聴もメニエール病も、その発症が何度目であっても、西洋医学的に処方される薬は同じです。私はそれが、現時点における現代医学の限界だと思っています。今回は耳鼻科でステロイドの処方を受けても、めまいが出てしまい症状はむしろ悪化しているとのことで来院されました。発症してから比較的早期の鍼灸治療開始となったこともあり、当院で治療を初めてからは順調に回復・改善していきました。症状をくり返している際には、原因に一歩踏み込んで生活を見直し、より健康的な自分を目指した方が良いと考えます。それは決して病院ではしてくれないことであり、治療だけでなく予防と健康的自立を考えてくれる治療院しかしてくれないのです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

左聴力低下(低音・30dbくらい)・右耳閉感、同時発症

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 50代
  • 女性
  • Y・O

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

左聴力低下(低音・30dbくらい)・右耳閉感

左聴力低下(低音・30dbくらい)・右耳閉感以外の症状

首肩こり・更年期症状(ホットフラッシュ)で入眠困難

来院されるまでの経過

もともと耳が弱い。1ヵ月前に風邪を引いた際に左右同時に発症した?耳鼻科で薬を処方され服用するも改善せず。日差なし。「周りに音があると聞きにくい」。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。4回目に「少し聞こえが良くなった」とのことで終了。ここまで治療期間5日。遠方からの来院で通院がたいへんなので、近所で他の治療院を探すとのこと。

しかしその3週間後、再び当院に来院。他の治療院に通ったけれど当院で感じたような改善を得られなかったとのことが理由。そこから5回目には、初めの来院時に比べて症状は8割がた改善した(左の聴力低下は消失、右の耳閉感はまだあるがゼロの日もある)。「ほとんどよくなった、雪で来ることが難しくなる」と再来院から10回目の予約を取らずに終了。再来院してからの治療期間約3週間。

まとめ

左聴力低下(低音・30dbくらい)・右耳閉感に対する治療です。

数としては多くありませんが、異なる症状の耳症状が、左右同時に発症することもあります。県外からの来院でしたが、頑張って通ってくれました。はり治療は治療者によって知識や技術が違うので、どこで受けても同じ結果というわけにはいきません。治療開始当初は改善がイマイチでもそれを積み重ねることで大きな改善になることは多くあります。当院の治療を喜んでいただければ、それに勝る喜びはありません。再発予防に努めたうえで、もしまた何かあればお気軽にご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

耳閉感(左右とも、3年前から)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 30代
  • 男性
  • Y・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

耳閉感(左右とも、3年前から)

耳閉感(左右とも、3年前から)以外の症状

車酔いしやすい

来院されるまでの経過

3年前、耳閉感(左右とも)を発症した。原因不明。耳鼻科ではメニエール病や自律神経失調症と診断され、薬を服用するも変化なし。日差あり、多忙時や午前中に悪い。

治療内容と症状の変化

週2回。6回目時点で症状2割減と自覚あり(10→8)。11回目時点で、片側(耳閉感が弱かったほう)は、症状ほぼゼロ、片側(耳閉感が強かったほう)は4割減(10→6)。ここまで治療期間約1ヵ月。13回目の予約をキャンセルされ終了。治療期間約1ヵ月1週間。

まとめ

耳閉感(左右とも、3年前から)に対する治療です。

3年前から続く耳閉感を、1ヵ月の治療で半分ほどにまで軽減させることができました。これを、満足な効果とするかは人それぞれかもしれませんが、私としては、じゅうぶんな効果を出せたと考えます。ことあるごとにお伝えしていますが、仮にこの症状が突発性難聴とされるものであれば、発症初期ほうが圧倒的に改善率が高いからです。そして、仮にこれが耳管に問題がある症状なのであれば、治療を継続させることでさらなる改善も望めたと考えます。また何かあればお気軽にご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(耳鳴り:高音・耳閉感・聴力低下)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 女性
  • S・T

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(耳鳴り:高音・耳閉感・聴力低下)

突発性難聴(耳鳴り:高音・耳閉感・聴力低下)以外の症状

首肩こり自覚なし・頭痛

来院されるまでの経過

10日前に、耳鳴り:高音・耳閉感・聴力低下・めまいを発症した。次の日にめまいは消失したが他は治らず、耳鼻科へ行った。突発性難聴と診断されてステロイドを服用したことで、少し改善している感じ。日差あり。4歳と1歳のこどもあり。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。2回目には「よく眠れた」、3回目には「耳鳴りと耳閉感が少し軽くなった」との感想あり。4回目には、来院当初と比べて4割改善している(10→6)とのこと。ここまで治療期間1週間。12回目時点では7割改善(6→3)。ここまで治療期間約1ヵ月1週間。その後しばらく来院がなく、4ヵ月後に、再び悪いとのことで来院。週1回で4回治療後、「まだ症状はあるが軽減している」とのこと。その後の来院はなし。

まとめ

突発性難聴(耳鳴り:高音・耳閉感・聴力低下)に対する治療です。

なるべく施術間隔を短くして治療できていたころ(4回目まで)は症状の改善は順調で、その後(12回目まで)もそれなりに改善させることができていました。しかし、しっかり改善させる前に来院されなくなり、数ヵ月後に再び悪くなり来院されました。お仕事や子育て、多忙だったのでしょう。精神的なストレスや肉体的な疲労もあったと思います。突発性難聴は発症してから早期のほうが圧倒的に治療効果が高いです。当然、治らない(症状が残ったままになる)こともあります。後悔しないように、できるだけのことをするしかないのです。そして、矛盾して聞こえるかもしれませんが、症状を治すことにいつからでも遅すぎることはありません。今の時点からでも、少しでも良くするためにできる努力はあると思っているからです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

耳鳴り(7ヵ月前発症)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 女性
  • R・G

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

耳鳴り(7ヵ月前発症)

耳鳴り(7ヵ月前発症)以外の症状

首肩コリ

来院されるまでの経過

約7か月前に耳鳴りを発症した(耳鳴り以外の耳症状はなし)。耳鼻科に行き薬を服用するも、1週間耳鳴りゼロの期間はあったが元に戻った。MRI検査問題なし。静かな時に気になるのが嫌で、3ヵ月前から(当院とは別の)鍼治療に通い5日間ゼロのこともあったが元に戻る。精神的ストレスの影響が大きい。

治療内容と症状の変化

4回目時点で、一日中耳鳴りゼロの日があった。ここまで治療期間約1週間。症状が軽減傾向だとの自覚を得ていただき、治療を継続した。7回目の治療後1週間ほど耳鳴りゼロだったがイライラすることがあり耳鳴り再発。11回目の後2週間耳鳴りゼロが続いていたが、またイライラすることがあり耳鳴り再発。14回目で終了。治療期間約4ヵ月。最後の辺りは平均して2週間に1回くらい。

まとめ

耳鳴り(7ヵ月前発症)に対する治療です。

発症してから期間が経過していても、症状に変化があるならばその範囲の中で改善させられる可能性があるという一例です。本人も、精神的なストレスがあると悪化すると自覚しており、そのあたりの環境を整えることが症状改善の根本に一歩踏み込んだ方法になります。耳鳴りゼロ期間は徐々に長くなっていたので、状態が良くなった後にもちゃんと治療を継続することができればさらなる良い状態の維持につながったとも考えられます。また何かあればお気軽にご相談ください。


(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(めまい:ぐるぐる・ふわふわ、耳鳴り、耳閉感、聴力低下)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 女性
  • Y・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(めまい:ぐるぐる・ふわふわ、耳鳴り、耳閉感、聴力低下)

突発性難聴(めまい:ぐるぐる・ふわふわ、耳鳴り、耳閉感、聴力低下)以外の症状

痙性斜頸

来院されるまでの経過

1週間前の起床時に聴力の低下に気づく。次の日に、めまい:ぐるぐる・ふわふわ、耳鳴り、耳閉感を発症した。耳鼻科の診察とMRI検査などを受け、突発性難聴と診断された。入院しステロイドの投薬を受けたが症状は改善せず。めまいで眠ることができなくなっている。

治療内容と症状の変化

なるべく施術頻度を詰めて来院するようにお願いした。初回の治療で、鍼刺激を心地よいと感じてもらえたこともあり症状は2割軽減した。2回目の治療で、めまい症状も軽減し、耳鳴りと耳閉感が気になるとのこと。めまいが軽減したことで、よく眠れるようになった。めまいが改善されたので、治療時の姿勢を座位から仰臥位に変更した。6回目時点で症状は全体的に7割ほど改善したとのこと。ここまで治療期間約3週間。その後、聴力低下も軽減した(100db→60db。自覚的には気にならない)。耳鳴りは8割改善、耳閉感は6割改善した。まだ症状は残っていたが、本人希望により終了となった。治療回数23回、治療期間約2ヵ月2週間。

まとめ

突発性難聴(めまい:ぐるぐる・ふわふわ、耳鳴り、耳閉感、聴力低下)に対する治療です。

病院に入院しても全く改善のなかった突発性難聴の症状を、大きく改善させることができました。しかし、まだ改善の余地はあったので、私としては悔しい部分も少なからずあります。耳症状は再発する可能性が高いので気をつけてほしいです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(耳鳴り・耳閉感・響き感、何度もくり返している)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 30代
  • 男性

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(耳鳴り・耳閉感・響き感)

突発性難聴(耳鳴り・耳閉感・響き感)以外の症状

不眠傾向(中途覚醒)

来院されるまでの経過

3年くらい前から、1年に1回くらい耳の症状は発症していたがそのたびに耳鼻科を訪れステロイドの服用にて治っていた。今回は2ヵ月前に発症。同じくステロイドの服用にて軽減はしているものの、再び悪くなっている。日差あり。朝は良い。雨天は悪い。睡眠時間は基本的に5時間程度。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。初回の治療後、耳鳴り・耳閉感・響き感が消失したとのこと。治療を受けた日はよく眠れる(眠りの質が上がる)とのこと。1週間後の3回目の治療時にも、軽い響き感が残るのみ。5回目時点ではその響き感も消失した。程度の軽い再発と消失をくり返し、何も気にならなくなったとのことで治療開始約1ヵ月13回にて終了。その約4ヵ月後に同じ症状(耳鳴り・耳閉感・響き感)を再発した。10日間4回の治療にて症状消失。3週間症状ゼロを保ったが、再々発。そこから6回で終了。終了時に症状は消えていなかった。当院での治療開始から約1年間の間に4回の再発をくり返した。

まとめ

突発性難聴(耳鳴り・耳閉感・響き感)に対する治療です。
発症した症状が(一時的に)消えて再び同じ症状が出た時、その消えていた期間(一時的)が何日であれば「治っていなかった」になるのか「再発」になるのか、私は言葉としての定義ができません。今回の症例ではその症状が治まっていた期間が数週間であったので、正確に言えば「再発」ではなく「治っていない」になるかもしれません。このことからも、私は「耳の症状であれば、3週間から1ヵ月は症状ゼロを保って初めて治ったと考えます」とお伝えしています。
この患者さんは、比較的遠方からのご来院でした。建築関係のお仕事で会社を経営されており出張などもあり毎日お忙しくしていました。とても謙虚な方で、お仕事を減らすことが難しかったのだと予想されます。しかしながら、もう少し健康と治療に重点を置いていただければ違う結果になったかもしれません。良くも悪くも、これが当時の私の治療技術の限界だったのだと考えます。今も健康的な生活をしてくれていることを願っています。またご来院いただければ、しっかり治療させていただきます。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

耳閉感・聴力低下・耳鳴り(突発性難聴もしくはメニエール病と診断された)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 30代
  • 女性
  • N・Y

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

耳閉感・聴力低下・耳鳴り(突発性難聴もしくはメニエール病と診断された)

耳閉感・聴力低下・耳鳴り(突発性難聴もしくはメニエール病と診断された)以外の症状

顎関節症・生理痛・手足の冷え

来院されるまでの経過

春に名古屋に引っ越してきた。夏ごろから、めまいのする日が多かった。(冬)、約1週間前の起床時に耳閉感を発症した。疲れていたことが原因か?次の日に耳鼻科へ行き突発性難聴もしくはメニエール病と診断された。ステロイドが処方され一時的に症状は軽減していたが、本日、発症時と同じレベルにまで戻ってしまったことに加え、反対側にも耳閉感を発症したとのことで来院された。

治療内容と症状の変化

なるべく治療間隔を短くして治療。初回の治療で症状の軽減を自覚することができた。4回目では、全体的な症状のつらさの程度が来院当初に比べおよそ6割軽減しているとのこと。5回目では、同じく8割軽減。6回目では耳閉感は消失、耳鳴りは就寝前に気になる程度、聴力低下は2000Hzが30db程度のみ。ここまで治療期間約1週間。その後、症状の波がありながらも治療を継続することで耳閉感と聴力低下はほとんど気にならなくなったが、耳鳴りだけは消失せず。家族の体調不良があり、本人希望にて終了。治療回数25回。治療期間約1ヵ月2週間。

まとめ

耳閉感・聴力低下・耳鳴り(突発性難聴もしくはメニエール病と診断された)に対する治療です。突発性難聴の治療開始から1週間で8割がた改善したまでは順調だったのですが、その後は状態に波があったり反対側の耳に症状が出たりして、大幅な増悪はなかったもののスッキリした結果を出すことができませんでした。患者さん本人も悩みやすい・考え込みやすいことを自覚しており、ご家族の体調不良が時期として重なってしまったことも改善を妨げる要因だったと思います。ともあれ、耳の症状は発症してから早期のほうが改善率が高いので、その後も少しでも気にならない程度にまで治せているとよいのですが。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(耳閉感・耳鳴り・聴覚過敏(音の響き感))、1ヵ月前から

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 女性
  • A・T

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(耳閉感・耳鳴り・聴覚過敏(音の響き感))、1ヵ月前から

突発性難聴(耳閉感・耳鳴り・聴覚過敏(音の響き感))、1ヵ月前から以外の症状

首肩こり・睡眠薬を服用中

来院されるまでの経過

数年前から年に1回ほど、1日中耳閉感が続くことがあった。約1ヵ月1週間前、風邪をひいて発熱し、嗅覚と味覚が減退した。その1週間後、起床時に耳閉感を発症した。一時的に軽減したが再び悪化し、耳鼻科を受診して耳管開放症疑いと診断された。漢方薬の服用で耳閉感は軽減するも2週間後に耳鳴りと聴覚過敏(音の響き感)を発症した。そのころから寝つきが悪くなり(入眠困難)、1週間前から睡眠薬を服用している。比較的、午前中は症状が軽い。

治療内容と症状の変化

なるべく治療間隔を短くして治療。3回目時点で、症状軽減の実感あり。5回目時点で2割ほど軽減しているとのこと。耳閉感は一瞬だがゼロの時間があった。耳閉感が軽減したことにより、一番つらい症状が、耳閉感から耳鳴りと聴覚過敏(音の響き感))変化した。ストレスや雨天にて症状が悪化することはあったが、13回目には、就寝前の耳鳴りが消失して睡眠の質が上がったとの感想あり。しかし今度は聴覚過敏(音の響き感)で眠りにくいとのこと。徐々に耳鳴りも軽減していき、32回目には耳鳴りがゼロの瞬間も出てきた。その後も治療を継続していたが、電話にて予約をキャンセルされ終了。治療回数44回、治療期間約2ヵ月。

まとめ

突発性難聴(耳閉感・耳鳴り・聴覚過敏(音の響き感))、1ヵ月前からに対する治療です。受診した耳鼻科では耳管開放症疑いと診断されていますが、発症のタイミングが明確なので、器質的な問題ではなく機能的な問題が原因の、突発性難聴に類する症状だと私は判断します。これらは治療効果の高い期間が異なるので(突発性難聴であれば、発症してから治療開始が早ければ早いほど回復の可能性が高い)臨床的には区別しておきたい症状です。当院の治療で、来院当初に一番つらかった耳閉感、加えて耳鳴りを消失させるにまで改善させることができました。発症して1ヵ月後から治療を開始したので、悪くない結果だと思っています。しかし、軽減していたとはいえ、残った聴覚過敏(音の響き感)が本人のストレスになっていました(臨床経験的な経験論で言えば、精神安定剤や睡眠薬を服用していることが精神的な不安定を招き、鍼治療の効果を低減させてしまうことがあります)。悩んでいても症状は改善しません。気持ちを前向きにして、症状改善の努力をするしかないのす。「どうしても治したいんです」と言っていたことが印象に残っていますが、当院の治療にて症状が徐々に改善されていたので急に来院されなくなった理由が思いつきません。しっかり良くなっていることを願っています。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

耳鳴り・耳閉感・聴力低下、一昨日から

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 男性
  • M・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

耳鳴り・耳閉感・聴力低下、一昨日から

耳鳴り・耳閉感・聴力低下、一昨日から以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

一昨日の起床時に、耳鳴り・耳閉感・聴力低下があることに気づいた。耳鳴り以外はあまり気にならない程度。耳鼻科へ行くも診断名は聞かされていない。薬を処方され服用するも改善なく来院。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。3回目時点で、耳鳴りの軽減を実感できている。4回目時点で耳鳴りは消失。気にならない程度の聴力低下が残りのみ。5回目時点で「良い」とのことで終了。治療期間12日。

まとめ

耳鳴り・耳閉感・聴力低下の治療です。症状の程度も軽く、発症してから鍼治療開始までの期間が早かったこともあり、順調に症状を改善させることができました。しかし、次に同じ症状が発症した時にも同じように改善させられる保証はないので、お伝えした再発予防のケアを負担のない程度にでも継続してくれることを願っています。悪くならないに越したことはありませんので。もし何かあれば、またお早めにご連絡ください、

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(耳鳴り・聴力低下・耳閉感、1ヵ月前発症)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 男性
  • K・T

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(耳鳴り・聴力低下・耳閉感、1ヵ月前発症)

突発性難聴(耳鳴り・聴力低下・耳閉感、1ヵ月前発症)以外の症状

肩こりの自覚なし

来院されるまでの経過

約1ヵ月前に聴力低下を発症した。その後、耳鼻科にて突発性難聴との診断を受ける。薬を処方されるも(ステロイドなし)2週間前に耳鳴りと耳閉感を発症した。その後、改善なし。耳鳴りは就寝前にだけ気になる。

治療内容と症状の変化

なるべく治療間隔を短くして来院。8回目時点で耳鳴りの軽減を自覚、10回目でも軽減傾向であり、13回目時点では耳鳴りがゼロのタイミングもあり耳閉感や聴力も改善を実感できている。ここまで治療期間約3週間。症状に波があり、25回目時点で、来院当初に比べ耳鳴りは半減し聴力は9割がた回復している。ここまで治療期間約1ヵ月と1週間。以降も、症状の改善と再発予防を踏まえ施術間隔を徐々に空けながら治療を継続。最終的には月に2回のペース。最後は予約をキャンセルされ、終了。治療期間内で再発や大きな悪化はなし。治療回数167回、治療期間約2年5ヵ月2週間。

まとめ

突発性難聴(耳鳴り・聴力低下・耳閉感、1ヵ月前発症)に対する治療です。

どのような症状に対しての治療でもそうですが、まず必要な一歩は、改善の方向に一歩を踏み出すこと。次に、悪化の原因を減らし回復の要因を増やすことができれば悪循環を好循環に変えることができて回復のスピードも増します。次に、症状ゼロのタイミングが出せれば、それを保つことができればひとまずのゴールです。そして、再発予防を目指して余力(健康的貯金)を持てるようになれば、多少無理をしてもすぐには症状は再発しません。

この患者さんも治療期間内に何度も仕事が忙しい期間がありましたが、再発を予防することができていました。また当院の治療が必要の際にはお気軽にご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・音の響き感)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 20代
  • 女性
  • R・T

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・音の響き感)

突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・音の響き感)以外の症状

平衡感覚が悪くなった気がする、低用量ピルを服用している

来院されるまでの経過

20日前、昼寝から起きると聴力が低下していることに気が付いた(4日前に子宮頸がんワクチンを接種していたことが原因?)。発症当初は聴力低下・耳鳴り・音の響き感に加え、耳閉感とめまいもあった。発症3日後に症状は悪化したが、その悪化ぶんに関しては耳鼻科でのステロイドと高圧酸素療法にて回復している。現在の聴力は50db程度。また、めまいとは違うが平衡感覚が乱れており何となく左に傾いている気がするとのこと。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。4回目時点で聴力は40db程度にまで回復した。5回目時点では耳鳴りや音の響き感も軽減していると自覚あり。7回目時点で耳鳴りと音の響き感は消失した。残るは聴力低下と平衡感覚の乱れのみ。ここまで治療期間約2週間。その後も治療を継続したが、症状の波はありながらも大きな変化はなし。発症後約3ヵ月をもって本人希望にて終了となった。治療期間約2ヵ月、治療回数21回。終了時には聴力は30~40db程度にまで回復、平衡感覚の乱れは消失していた。

まとめ

突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・音の響き感)の治療です。発症から経過も短く年齢も若かったので、経験的にはもっとしっかり改善させられると思いましたが、結果的にそうはなりませんでした。その理由を考えれば、生活習慣の改善ができなかったこと(日々忙しく過ごしており、じゅうぶんな睡眠と休息をとることができていなかった)と施術間隔が空いていたこと(施術期間後半は平均週2回)が挙げられます(発症直前のワクチン接種も、治りきらなかった理由でしょうか…)。しかしこれが、現状の私と患者さまの精一杯でした。当然ながら再発を防ぎ、今後の人生で耳のことで困ることのないようにしていただければ幸いです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

耳閉感・めまい

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 30代
  • 女性
  • E・A

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

耳閉感・めまい

耳閉感・めまい以外の症状

膠原病でステロイドと免疫抑制剤を服用中

来院されるまでの経過

2年前に耳閉感を発症したが耳鼻科の病院の薬で完治した。5ヵ月前に再発、薬で改善せずに徐々に悪化した。4ヵ月前には漢方薬の服用でおよそ3割ほど耳閉感は軽減したが、残りの7割は変化なし。2週間前に反対側の耳閉感とめまいと頭痛も発症している。症状に日差あり。もともと雨天や気温差などの影響を受けやすい。膠原病でステロイドと免疫抑制剤を服用中だがそれについては後回しで、まずは耳閉感を何とかしたいとのこと。

治療内容と症状の変化

週2回。6回目時点で、耳閉感の程度と頻度の軽減の自覚がある。8回目時点で治療開始時に7だった耳閉感のつらさの程度が5にまで軽減していると同時に、めまいは消失している。以降、治療を継続するも、大きな変化なし。治療回数29回治療期間約4ヵ月2週間にて、30回目の予約をキャンセルされ終了。

まとめ

耳閉感・めまいに対する治療です。発症してから3ヵ月以上過ぎているのでどの程度まで改善できるのかはわからないと事前にお伝えしていたものの、結果的に、「少しは軽減させることができた」にとどまりました。私の治療に改善の余地がないかを検討するのは当然ですが、多くの患者さんを治療してきた経験からすると、この患者さんの場合、膠原病(自己免疫疾患)がある、ステロイドを服用している、免疫抑制剤を服用している、薬を減らす積極的な気持ちはない、が、症状改善の妨げになったとも感じます(ちなみに他には、精神安定剤や睡眠薬を服用しており、それを減らそうとする積極的な気持ちがない、があります。)そういうメンタリティだからその症状になるのか、その症状になったからそういうメンタリティになるのか、卵が先か鶏が先か的な話になりますが、現状から始めて少しでも状態を良くしていくことしかできません。諦めたらそこで終わりなのですから。少しでも元気に過ごされていることを願います。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(左右耳鳴り・耳閉感、2ヵ月前から)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 20代
  • 男性
  • S・N

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(左右耳鳴り・耳閉感、2ヵ月前から)

突発性難聴(左右耳鳴り・耳閉感、2ヵ月前から)以外の症状

便秘

来院されるまでの経過

2ヵ月前左耳に耳鳴り・耳閉感・聴力低下を発症した。多忙だった。耳鼻科で突発性難聴と診断されステロイドを処方され耳閉感以外は消失した。1ヵ月前に再び左耳に耳鳴りを発症した。その後、右耳にも耳鳴りを発症した(軽度)。同じように耳鼻科でステロイドの処方を受けたが状態は改善せず、来院。

治療内容と症状の変化

治療頻度、週3回→ほぼ毎日。施術3回目時点で耳鳴り・耳閉感ともに半減したと実感あり(症状のつらさの自覚レベル10→5)。6回目時点では10→2~3まで軽減した。ここまで約2週間。それからは明確な改善が見られず、音の響き感(聴覚過敏)も発症してしまったとのことで、15回目からは施術間隔を空けずに治療をした。その甲斐もあり、19回目時点で再び症状の軽減を実感できるようになったので、再び治療間隔を週3回に戻した。25回目では10→0~1、症状ゼロの日が続いているとのこと。左右の耳鳴り・耳閉感・音の響き感が消失した状態を3週間保てている時点で、終了となった。治療回数32回治療期間約2ヵ月3週間。

まとめ

突発性難聴(左右耳鳴り・耳閉感、2ヵ月前から)に対する治療です。来院時点で発症してから2ヵ月が経過していました。決して遅くはないが、くらいのタイミングです。機能的な問題の耳の症状は、発症してから早ければ早いほど治療効果が高いのです。治療開始すぐに症状は軽減したものの消失にまでは至りませんでした。そこで、施術間隔を短くする提案を受け入れてくれたことが、結果的に更なる改善に繋がりました。症状がゼロになるタイミングが出始め、それが長くなり、症状ゼロを3週間保つことができたので、ある程度安心して治療を終了することができました。治療頻度の重要さを改めて感じました。また何かあればお気軽にご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感、左右とも、1ヵ月前に悪化)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 50代
  • 女性
  • Y・W

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感、左右とも、1ヵ月前に悪化)

突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感、左右とも、1ヵ月前に悪化)以外の症状

更年期症状で服薬中

来院されるまでの経過

6年前突発性難聴を発症した。ステロイド剤の服用で改善はしたが、聴力低下・耳鳴り・耳閉感が残った。その後も耳症状に対する薬を飲み続けていたが、1ヵ月前に症状悪化に加え反対側の耳にも同症状を発症した。3週間前に、さらに悪化した。耳鼻科に行って薬を服用したが改善なし。日差あり。

治療内容と症状の変化

週3回。3回目時点で、来院当初と比べて、つらさが半減したとの感想あり。その状態を保ちながらも、7回目の予約をキャンセルされ終了。治療回数6回、治療期間約2週間。

まとめ

突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感、左右とも、1ヵ月前に悪化)に対する治療です。このような状態の治療に対しては、まずは近日に悪化してしまった分を回復させることを治療の目的とします。患者さん自身のあくまで主観的な感想になってしまうのですが、2回の治療で、来院当初に比べつらさが半減させることができ、その後も1週間以上その状態を保つことができました。理由は分かりませんが、それ以降は来院されませんでした。治療を継続することで更なる症状の改善も望めたと考えられたので、私としては少し残念な結果でした。薬で治らない症状があるという事実、耳の症状は再発するという事実、これらを自分自身の経験として学び、今後に生かしてほしいです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

突発性難聴(耳鳴り・耳閉感、再発と消失をくり返している)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 40代
  • 女性
  • K・O

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

突発性難聴(耳鳴り・耳閉感、再発と消失をくり返している)

突発性難聴(耳鳴り・耳閉感、再発と消失をくり返している)以外の症状

ストレスが胃腸に影響する

来院されるまでの経過

8年前、仕事の多忙やプライベートのストレスが重なり突発性難聴を発症した。症状は消失するも、以後再発と消失をくり返している。

治療内容と症状の変化

週1回。症状は耳鳴りと耳閉感。3回目時点で多忙が原因で耳症状あり。4回目時点でそれらは消失。耳鳴りが出ても早い段階で当院の治療を受けることで次の日には耳鳴りが消えるとのこと。また、予防的な治療の効果も実感できている。治療回数24回、治療期間約5ヵ月3週間で終了。その2年3ヵ月後に再発して来院。2回の治療で症状ゼロ。その1年後、再発して来院、1回で症状ゼロ。その1ヵ月後と、そのまた1ヵ月後に、「再発→来院→1回で改善」をくり返している。

まとめ

突発性難聴(耳鳴り・耳閉感、再発と消失をくり返している)の治療です。最初に来院されてから約4年が過ぎました。その間に耳鳴りもしくは耳閉感の再発(というのか、治りきっていないのか、明確な区別はできません)を何度もくり返しており、その度にご来院されています。同じ症状だからといって同じ治療をして同じように改善する保証はありません。だからこそ、予防することがベターなのです。そう伝えてはいますが、人間なんて単純で、つらさが消えれば予防のための節制などはなかなかできないものです。自分で自分の状態を判断することができれば、耳鼻科に行くより先に鍼灸院に来た方がよいケースも多くあります。発症頻度が挙がっている点が心配ですが、そんなことは患者さま自身も分かっているはずです。また悪くなったら早めにご来院ください。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

耳閉感(左右とも、1年2ヵ月前から)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 30代
  • 女性
  • K・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

耳閉感(左右とも、1年2ヵ月前から)

耳閉感(左右とも、1年2ヵ月前から)以外の症状

耳鳴り、不眠症(入眠困難)、不妊治療中

来院されるまでの経過

1年4ヵ月前にぎっくり腰をして以来、諸々の体調不良がある。1年2ヵ月前に恐怖を感じることがあり、そのタイミングで耳閉感と耳鳴りを発症した。耳鼻科で検査を受けるも問題なしとされ薬の服用はしていない。発症当初から比べて症状は軽減しているが、依然、耳閉感と耳鳴りが残っている。常に耳閉感あり。

治療内容と症状の変化

週2回と伝えたが住所が遠方とのことで週1回。3回目の治療時点で、一瞬だけ耳閉感がゼロになったタイミングがあったとのこと。4回目の治療時には、耳の抜けがよくなっているとのこと。7回目の予約を取らずに終了。治療回数6回、治療期間約1ヵ月。

まとめ

耳閉感(左右とも、1年2ヵ月前から)に対する治療です。1年以上前に発症した常にある耳閉感を、2回の治療で症状ゼロの瞬間が出るようにまで治療できたので、じゅうぶんな効果は出せていたと考えます。当然、治療を継続することで更なる症状の軽減も望めましたが、来院されなくなったのは残念です。発症転機が「恐怖を感じることがあった」とのことだったので、精神的な安定を目指すことがより重要だと考えます。その後の生活でも、心穏やかに過ごされていることを願います。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

耳鳴り・耳閉感(ともに1ヵ月前からと再発)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 60代
  • 女性
  • J・M

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

耳鳴り・耳閉感(ともに1ヵ月前から)

耳鳴り・耳閉感(ともに1ヵ月前から)以外の症状

顔面のむくみ感(耳症状と同時に発症・消失する)

来院されるまでの経過

5ヵ月前に耳鳴りを発症。3ヵ月前、当院とは別の鍼灸院で治療を受けて耳鳴り消失(自分と症状の違う他の患者にも自分と全く同じ治療をしていたことを知り、不信感を持ち今回は当院に来院した)。1ヵ月前に車でトンネルに入った際に耳鳴りを発症、その後耳閉感も発症した。ブーンとかシャーと、常に小さく鳴っている(音量は小さいので周りに音があると気にならない)。日々の変化はあるが原因不明。薬剤師をしている。

治療内容と症状の変化

週2回。初回と2回目の治療にて、耳鳴り・耳閉感・顔面のむくみ感ともに軽減を実感できた。6回目時点で耳鳴り・耳閉感ともに、少し残っているのみ。11回目では、耳鳴り・耳閉感ともに残り1~2割とのこと。先日発症した、上腕骨外側上顆炎のほうが今日はつらいとのことで、そちらの治療を行った。上腕骨外側上顆炎は4回の治療で消失。症状に波がありながら17回目で耳鳴り・耳閉感ともに消失したということで、本人希望にて終了。治療期間約2ヵ月半。その4ヵ月後、耳鳴りが再発した。2週間前に発症し、徐々に悪化しているとのこと。週2回。4回で耳鳴りがほとんどゼロになり、本人希望にて終了。

まとめ

発症と消失をくり返している耳鳴り、および耳閉感への治療です。私の経験ですが、医師や薬剤師や看護師などのいわゆる医療職に就いている方はそのバックボーンからか、鍼灸に対する信頼感に欠けるというか、鍼灸治療を薬の代わりのように考えている方が多い気がします。要は、急いで効果を求める、予防を考えない、精神的・心の問題を顧みないなどの傾向があります。私は、根本的な治療の要点はそこにあると考えています。私は私にできることに全力を尽くすだけです。また何かあればお気軽にご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

両側の耳閉感(くり返している耳の症状)

  • 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・耳閉感・めまい、など)
  • 30代
  • 女性
  • Y・K

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

両側の耳閉感(くり返している耳の症状)

両側の耳閉感(くり返している耳の症状)以外の症状

不眠傾向(中途覚醒1~2回)・肩こり・頭痛

来院されるまでの経過

3年前、左側の聴力低下を発症した。ステロイド服用にて消失。2年前、左右耳鳴りを発症したステロイドでも消失せず(現在も鳴っているが気にならない程度)。半年前、右側の聴力低下を発症した。妊娠中だったのでステロイドが使えず、漢方薬にて聴力は回復した。1ヵ月前、左側の聴力低下と左側の耳閉感を発症した。ステロイド服用にて聴力は回復したが耳閉感は残ったまま。2週間前に、右側にも耳閉感を発症した。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。初回の治療にて耳閉感の症状は5割がた軽減した。仕事終わりのころに気になるが気になる頻度は減っている、とのこと。5回目時点では6割がた軽減した。8回目時点で8割がた軽減している。左右同時にではなく、左右どちらかに耳閉感があり、両側とも耳閉感ゼロのタイミングもある。9回目時点で左耳閉感はほぼ消失した。右耳閉感は、背中がこると1割くらいの程度で出る。14回目時点でも同上。本人希望にて終了。治療期間約1ヵ月2週間。

まとめ

両側の耳閉感(くり返している耳の症状)の治療です。治療効果としてはじゅうぶんな結果を出すことができました。しかし、生活習慣を改善させることが出来なければまた、いつか再発するでしょう。鍼治療は薬に比べれば症状の原因にアプローチすることができるので根本的な治療になりえますが、それでも対症療法にすぎません。なぜそうなってしまったかの原因を考えて、それを解決することが、くり返す症状の本当の解決方法になるのです。しかも少しでも症状が残っているのであれば、少なくともその分は予防線がギリギリにあるということで、悪くなってしまえば即時につらい状態になってしまいます。くれぐれも再発にはお気をつけくださいね。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

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